幕末維新期に、聖書に影響を受けたサムライたちがいた。

幕末・維新に活躍したサムライ出身の人物たちの多くが、西洋の知識を求め宣教師たちに接触していた。新島襄や新渡戸稲造のほか、福沢諭吉は宣教師ショーを自宅に住まわせ、子ども達の家庭教師にしていた。そうした偉人たちに垣間見える聖書の影響を追った歴史読み物。歴史の表舞台では多く触れられてこなかったもうひとつの幕末維新史を紐解きます。

新島襄、新渡戸稲造、福澤諭吉のほか、坂本竜馬を斬った今井信郎、龍馬の甥で、自由民権運動を推進した志士、坂本直寛など個性的な人々の生涯を紹介する。あわせて、彼らに聖書を伝えた宣教師たちの足跡も追う。

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【読者の声】幕末維新の時代に、我が国に入ってきた欧米文明。その根底にあるバイブルの真理が、あの時代の武士や子弟に与えた影響は計り知れないものがあったと思う。勇気と励ましを与えてくれた良書だった。私の友人にもぜひ贈り読ませたい。(埼玉県　70代　男性)大変興味深く読ませてもらいました。志を持った武士が、聖書との出会いによって人生に大きな影響を受けたことは、希望を失った現代社会の中で志を持つ者にとって良い教科書になると思いました。(岐阜県　80代　男性)

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