長年、精神科医として、またホスピス医として二千五百名もの患者を看取ってきた著者が、死にゆく患者との心の交流、看取る側の家族の思いなど、多くの看取りのケースを取り上げつつ、「死」を見つめて生きることを示す。豊かな「生」と「死」を語った講演集。