ハガイ書、ゼカリヤ書、マラキ書 (ソフトカバー)
訳:山口勝政
優れたバランスの取れた注解書!
自由主義的な聖書批評学の問いに対して丁寧な答えを提供するとともに聖書本文の意味を正確に解明しており、今日的な適用も行っている。著者はまれな女性の聖書学者であり、英国ブリストルにあるトリニティ・カレッジの学長をも務めた。
聖書注解のスタンダードとして、世界中で確固たる地位を築いてきた本シリーズは、充実した内容はもちろん、初心者にも理解できる平易な記述が特徴。
◆編集者のコメントより……「注解は本当に役に立つ!?」
今回の注解の箇所の預言書、ハガイ書、ゼカリヤ書、マラキ書を私はいったい、何度通読しただろうか。部分的に有名な箇所は、いくつかあるにしても、その箇所だけ読んで終わりということがほとんどだった。原著の監修者であるワイズマン師は、本書の「序文」で次のように言っている。本注解書の著者は、よく知られた数か所以外にはしばしばほとんど読まれず、研究されもしなかった聖書の一書が、その歴史的、預言的状況の中でその意味とともに、今日の真摯な読者に対して適切な適用をもって新たに際立つことが可能であることを示している。
私は編集をしていて思った。「この注解がいったい役に立つのだろうか?」しかし、今回、スタッフ同士で行っている朝のデボーションで、サムエル記が取り上げられたが、その時にティンデルの『サムエル記』を使ってみた。そうしたら「結構役に立つではないか」と思った。注解というのは、編集したり、通読してもあまりおもしろくはないが、実際に聖書を読みながら使ったときに、その真価を発揮するということか。このところ本を買うことを控えていた私が、いつのまにか、「このシリーズをそろえようかな」と思うようになってしまった。
聖書注解のスタンダードとして、世界中で確固たる地位を築いてきた本シリーズは、充実した内容はもちろん、初心者にも理解できる平易な記述が特徴。原書は35年の歳月をかけて刊行され、世界的にも高い評価を受けている。一般信徒から牧師、研究者に至るまでを読者対象としている。
- ティンデル聖書注解の特徴第一級の聖書学者による執筆多年の研究の成果を踏まえた詳細な内容あらゆる聖書研究に役立つ高度な学問レベル解釈から適用まで説教づくりを丁寧にサポート信仰生活への適用を助ける霊的解釈も加味一般信徒にも理解しやすい明快な記述
発行日: | 2014年04月20日 |
ページ数: | 288頁 |
判型: | A5判 2段縦組 ソフトカバー |
発行: | いのちのことば社 |
ISBN: | 978-4-264-02269-5 |
商品番号: | 27779 |
定価: | 3,630円(税込) |
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