「日本」と「朝鮮半島」の狭間を生きる在日の存在は、なぜ生まれたのだろうか。親世代の苦悩を身近で見てきた在日三世の著者が、自分を育んできた故郷の「風景」をふりかえり、何を背負わされてきたのか、そして未来に何を残していくのか、さらに今日の危機的状況について綴る。