いのちのことば社70周年企画「ニュークラシック・シリーズ」刊行開始!
時代を超えて読み継がれてほしい本
いのちのことば社は創立以来今日まで、人々を信仰の決心に導くための書籍、信仰の養いに役立つ書籍の出版を続けてきました。このたび創立70周年を迎えるに当たり、過去に出版された書籍の中から、「古典」と目されるものや、将来的に「古典」となると思われるものを、読者の方々の意見を参考にしながら厳選し、シリーズ化して順次刊行することにいたしました。聖句は原則として『聖書 新改訳2017』に差し替え、本文も必要に応じて修正します。
今の時代の人々に読んでいただきたい、今後も読み継がれていってほしいとの願いをこめて、珠玉のメッセージをお届けします。
その第一弾は、ジョン・ストット著『信仰入門』(有賀寿訳)です。本書は1978年に、すぐ書房から出版されましたが、 このたび新版化して本シリーズに加えさせていただきました。タイトルのとおり、キリスト教の基本を教える信仰書として、英語圏で高い評価を受けている記念碑的名著です。著者のジョン・ストット(1921-2011)はイギリス国教会の司祭で、イギリスのキリスト者学生会やローザンヌ世界伝道者会議などで指導的な役割を果たしました。1974年には、京都での第1回日本伝道会議の主講師として来日しています。イエス・キリストが救い主として信じるに値する存在であることを懇切丁寧に立証し、信じる者が歩むべき愛と献身の道を提示しています。一度は読んでおきたい入門書です。
四六判 298頁 定価1,800円+税