EHC各国の働き 永遠に変わることのない神に信頼して

不確かな時代の中で、確かなこと
―EHC国際本部より

スーパーマーケットで誰もがマスクをしている光景を見ることになると、私は想像したことがありませんでした。これまでには考えられなかったことです。

私たちが予期していなかったことといえば、ベルリンの壁の崩壊もそうでしょう。アメリカとソ連の冷戦も40年以上続きました。ソ連では、クリスチャンたちが大きな迫害下に置かれ、アメリカではクリスチャンたちが平和のために祈りました。

私もドイツに飛び、分断された東西のために祈ったことがあります。あの壁が崩壊することなど、ありえないと皆が思っていたのです。しかし、1989年11月に、テレビで壁がハンマーで打ち砕かれている姿が報じられました。さらに2年後、1991年のクリスマスにはソ連が崩壊したのです。

今、私たちが戦っているコロナウイルスの世界的流行は、大きな困難です。そして、私たちはこれから世界がどのように変わっていくのかも、予想することができません。しかし、一つ確かなことはイエス・キリストというお方と、そのお方の働きです。地球規模で何が起ころうと、個人の生活において何があろうと、イエス様は昨日も、今日も、明日も変わることがないのです。いつも私たちを愛してくださいます。そして、いつも私たちを赦してくださいます。命をささげられた福音のために、私たちと共にいつも働いてくださいます。

世界のEHCの証しを紹介します。背後にある皆様の祈りと協力によって、これらの働きが進んでいます。どうぞ続けてお祈りください。変わりゆく世界の中で、変わることのないお方に信頼して歩ませていただきましょう。

 「失望せずに善を行いましょう。あきらめずに続ければ、時が来て刈り取ることになります」(ガラテヤ6:9)

EHC国際総裁 ディック・イーストマン

各国の宣教の証し

アルバニア

EHCアルバニアのディレクターであるアキル・パノは、ソーシャルメディアを活用して、神様のことばを分かち合っています。また、EHCチームは聖書を多くの人たちに配布しました。聖書を配布する夢が実現したのです。聖書を受け取った時の人々の喜びは表現できないほどだと、チームのメンバーは語っています。また、地域教会とも連携し、多くの地域で一軒ずつ家庭を訪問し、福音文書と共に食糧を配布しています。

コートジボワール

コロナウイルスの感染拡大によって、思わぬところで伝道の門戸が開かれました。以前は宣教を禁止していた学校が、EHCチームの訪問を歓迎してくれたのです。チームは福音と一緒に、食糧、生活必需品をこの学校へ届けています。夫を亡くした女性や子どもたちにも同様に配布し、結果として120人がイエス様の愛の福音を聞きました。

ギニアビサウ

 EHCチームは3つの教会と協力し、サフィン・レイノ地区にマスクや衛生用品、そして福音文書を配布しました。マスクには「イエス様が人生の泉です」ということばがプリントされています。コロナウイルスが流行する中で、このような働きは地域に大きな影響を与えています。

サモア

政府が自宅待機を命じ、人々は従わないと罰金を課されました。サモアのEHCチームは国の保健省と連携し、感染予防のための衛生用品を配布しています。これを通してEHCチームは各家庭を訪問し、イエス様のことを話す機会が与えられました。神様が道を開いてくださったことを感謝します。

コロナウイルスの世界的流行で、宣教の働きが低迷したと思われることでしょう。しかし、現実はそうではありません。福音に反応した人々は、昨年比で3%増加したのです。今、この特別な時を最善に用いていきましょう。

(国際EHC機関紙「Every Home」2020年9月号より)

会計報告(2020年8月分)
7月末累計収支 1,973,138円

○収 入○
・献金(国内) 2,084,732円

 ・日本EHC 1,878,232円

 ・Gospel for Japan 206,500円

・献金(海外) 152,900円

・会費 39,750円

・トラクト頒布収入 166,038円

収入合計(A) 2,443,420円

○支 出○
・印刷費 437,208円

・頒布活動費 1,423,041円

・事務局費 588,567円

(人件費、光熱費等含)
支出合計 2,448,816円

収支差額 -5,396円

8月末累計収支 1,967,742円

目標献金額と達成状況
目標献金額 毎月500,000円
2020年7月~8月 4,890,372円
トラクト頒布数

22020年7月~8月(総頒布数累計) 27,473部