アフリカ大陸のEHCより―所属する場所―
アフリカ大陸のEHCより―所属する場所―
EHC国際本部より、アフリカ大陸での働きの証しが届きましたので、紹介します。
アフリカ大陸
居場所のない人たちへの祈りのミニストリー
サリタ・チタパさんは2020年3月にEHCのアフリカ大陸全土における「居場所のない人たちへの働き」のディレクターに任命されました。それは、現在も続く新型コロナウイルスのパンデミックが起きる前のことでした。
「私たちの働きは、居場所のない女性たち、親のいない子どもたち、障がいをもつ人たち、それと年配者への働きが中心です。それは、イエス様が井戸のそばでサマリアの女性に語りかけた働きと似ています」。サリタは彼女の働きについて、そう説明しています。
コロナの流行がひどくなっていくと、ミニストリーの活動にも制限が出てきました。そこでサリタは、アフリカ全域から女性を集めて、オンラインの祈り会を始めました。サリタは、彼女たちとつながって、彼女たち自身がイエス様の真実と愛をシェアすることができるようになるために、「世界を変える祈りの力」というEHCの資料を使用しました。
ZoomやWhatsAppといったオンライン上で集まれるアプリケーションを利用し、女性たちはオンラインでレッスンを受けて、感想を分かち合い、他の人たちに教えるための自分自身の手法を確立していきました。また、彼女たちが共に祈っていく中で、神様は、それぞれの国にいる隅に追いやれらた人たちに向けてどのようにアプローチしたらよいかを気づかせてくださいました。
こうして、至ってシンプルなZoomミーティングが、各国の中で軽んじられている人々と関わるためにつながる女性のネットワークへと発展を遂げたのです。それは、具体的であり、個人的であり、意味深い働きです。
サリタは、アフリカ大陸のEHCディレクターの妻たちを励まして、彼女たちに1つのことをお願いしました。それは、地域教会の牧師と連絡をとり、会衆の中や教会の近くで、独身の女性たち、特に夫を亡くした女性やシングルマザーたちで、食料雑貨を必要としていたり、この祈りのネットワークを求めている人を探し出し、孤立させないように助けることです。
「私たちの目的は、孤立し、深い問題を抱えている女性たちと関わることです。時には祈りだけでなく、食べ物も配ります。また、必要があれば、近場のコミュニティーにとどまらず、何キロも歩いて孤立している女性たちを探します」「ある女性は肉体的な問題があります。ある人は生活のために生きる手段を学ぶ必要があります。ですから場所がどこであれ可能な限り、女性たちの必要を満たしたいと願っています。そして親しくなってから、祈りの会にお誘いします」。そうサリタは話しています。
この働きが始まって9か月を迎えた2020年末には、39教会とつながり、アフリカで孤立している137人の女性たちと学び、祈りができるようになりました。
このように、この働きはアフリカで孤立した人々の居場所と祈りの場を作りだしていますが、それは、人々の切実なニーズに応えるだけにとどまりません。出会った人々がそれぞれの人生の中でイエス様を発見し、福音と深く結びついています。
複雑で痛みを伴うパンデミックの中で生まれたこの働きは、キリストの愛によってもたらされました。孤立した多くの女性たちが居場所を発見し、地域教会と結びつき、真の祈りをするために始まったばかりです。
私たちはイエス様の愛によって真理を知り、永遠に生きる者とされました。ですから誰一人として「ひとりぼっち」にさせたくないのです。
皆様の祈りとサポートのおかげでこの働きができることを感謝します。
(国際EHCニュースレター 2021年5月号より)
会計報告(2021年5月分)
4月末累計収支 | 1,320,683円 |
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○収 入○ | |
・献金(国内) | 697,374円 |
・日本EHC | 513,245円 |
・オイコス計画 | 184,129円 |
・献金(海外) | 29,603円 |
・会費 | 27,250円 |
・トラクト頒布収入 | 283,795円 |
収入合計(A) | 1,038,022円 |
○支 出○ | |
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・印刷費 | 252,789円 |
・頒布活動費 | 338,117円 |
・事務局費 | 412,593円 |
(人件費、光熱費等含) | |
支出合計(B) | 1,003,499円 |
収支差額(A)-(B) | 34,523円 |
5月末累計収支 | 1,355,206円 |
目標献金額と達成状況
目標献金額 | 毎月500,000円 |
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2020年7月~2021年5月 | 11,877,450円 |
トラクト頒布数
2020年7月~2021年5月(総頒布数累計)258,089部