いのちのことば社創立70周年記念事業 移動書店 ゴスペルボックス2号導入へ

1,000万円の必要のためお祈りとご支援を!

リヤカーを改造した福音車(1952年頃)
 「福音車」は私たちの文書伝道の原点です。70 年前、戦後の荒廃した日本に福音を伝えようと来日した宣教師たちが日本人の識字率の高さに着目し、文書伝道を始めました。そうして誕生したのがいのちのことば社です。彼らはリヤカーを改造し、本箱を乗せて「福音車」と名づけて駅前に引いて行き、賛美とメッセージを語り、トラクトを配り、そして本を売りました。また、教会を訪問し、書籍を販売しました。これが私たちの原点の一つであり、今も受け継がれている「いのちのことば社の文書伝道」の方式です。
現在のゴスペルボックス
 いのちのことば社創立60周年(2010年)から始まったゴスペルボックスの働きは、12年目を迎えています。現在走行距離は269,359km、北海道から沖縄、そして南の島々まで福音文書を届けるために巡回してきました。巡回先では、いのちのことば社の働きや巡回時のエピソードや祈りを共有するなど証しする機会が与えられました。また、祈って次の場所へと送り出され、遠方への巡回時には収益だけでは赤字となるため献金による支援も頂いてきました。たくさんの方々の温かい祈りと献金に支えていただき、ここまで働きを継続できたことに感謝します。
ゴスペルボックスの働きは「全世界に出て行き、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」のみことばのとおり、福音を携えて、出て行く働きです。
ゴスペルボックス2号のイメージ
 いのちのことば社70周年記念事業計画として、ゴスペルボックス2号の導入のビジョンを掲げ、初期費用として1,000万円の予算(車両費400 万円、改造費600 万)を立て、昨年から献金の要請をしてきました。現在、890万円の献金が与えられています。ぜひ、全国の教会の働きのサポートをするためにも、この働きの継続のためにご支援いただけましたら幸いです。
 現在のゴスペルボックスは車の中に棚があり、通路に置いてある荷物を下ろして車の中と外に商品を展開しています。ゴスペルボックス2号では、巡回スタッフの負担を減らし、教会到着後、すぐに開店できる外開式タイプで考えています。

【巡回地での声】
「香川県東部にある田舎の教会で、近くにはキリスト教書店がありません。時々ゴスペルボックスが来てくれることで、新刊を手に取り、古本に出合う機会があり感謝しています。子どもたちはグッズを見てドキドキ大騒ぎです。巡回が来るのを楽しみに待っています。」
「近くに書店がなく、インターネットだけでは探せない古い本や貴重な本を手に取って見ることができてうれしいです。信仰生活にとても助けになっています。ゴスペルボックスの働きに感謝しています。」

ゴスペルボックス 東北巡回レポート

2021年9月9日
今朝は秋田楢山教会の祈祷会に合わせてお伺いしました。この由緒ある会堂、実は献堂90年余りで、教会の宣教の歴史は130年とのことです。歴史の重みを感じさせる木造りの会堂内は掃除も行き届き、長年皆さんが教会を愛し大切にされていることを感じさせられます。
祈祷会の終わりにゴスペルボックスの近況を証しし、会堂内に展示した信仰書やグッズをじっくりと選んでいただきました。
教会の古い宣教の歴史に触れることができるのも、ゴスペルボックスでの巡回の大きな喜びです。