EHCベトナム コロナ禍でも続く宣教、広がる福音
EHCベトナムより、日本の祈りのメンバーの皆様へ、証しと祈りの課題が届きましたので、紹介します。
EHCベトナム ジョセフ総主事より
コロナ禍での宣教の働き
2021年11月8日、私の妻は体調が優れず、やがて咳が出るようになりました。その3日後、私も悪寒がしました。検査をすると、2人とも新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。
最初の頃は解熱剤を飲んでいたのですが、症状は収まりません。やがて、熱は38度を超え、血中の酸素飽和度も88%まで低下し、これは新型コロナウイルスの中でも重症だと思い、医者にかかりました。娘を私たちの両親に預けて、そこから、新型コロナウイルスとの戦いが始まりました。17日になると、妻の検査の結果が陰性となり、2日後には私も陰性となりました。私たちの回復のために祈りに覚えてくださった方々に感謝しています。
写真は、私が病床にある時に、スタッフが働きをしてくれた地域の様子です。これらは、バクリエウ省、カマウ省、キエンザン省、ソクチャン省、ハウザン省、カントー市、フーイエン省のソンホア県での働きです。
フーイエン省のソンホア県は教会がない地域でしたが、この新型コロナウイルスの流行の中で新しい教会が1つ誕生しました。ここでは1年足らずで、5つの新しいクライスト・グループ(求道者・決心者の集まり)ができ、それらが教会となったのです。現在は毎週日曜に、22名から25名が礼拝をしています。神をほめたたえます。この地域での働きは、YouTubeの動画でもご覧になれます。
2021年は、10月だけで、35の新しいクライスト・グループと、213名の新しいクリスチャンが誕生しました。2021年5月31日から10月1日の間、新型コロナウイルスの感染予防のためにソーシャル・ディスタンスを保つように言われ、集会はできませんでした。しかしその中で、一人一人に電話したり、訪問したりすることで、日々神様が人々を加えてくださいました(使徒2:42~47)。
<ベトナムでの働きの様子>
【ベトナム全体での2021年の報告】
クライスト・グループ 110
教会 14
新しいクリスチャン 1,041名
受洗者 237名
弟子訓練を受けた人 445名
家庭にある神棚などを壊した人 113名
祈りの課題
- 宣教の働きは継続していますが、同労者23名と、 教会のメンバー78名が新型コロナウイルスに感染しました。彼らが早く回復するようお祈りください。
- 新型コロナウイルスの影響で、多くの人が仕事を失い、地方に行っています。結果として、地方に新型コロナウイルスが拡散しています。
- 私は12月の1週目より、サイゴンから600キロ離れたカインホア省とフーイエン省を訪問する予定です。帰路はメコン川を下り、その途上で同労者たちの訓練をします。
- 同労者一人一人の健康が守られ、大勢の魂を御国に導けますように。
- 村で使用するためのスピーカーが必要です。1つ6万円くらいで、5個必要としています。
- 2艘のカヌーを購入したいと願っています。8名から10名が乗れるもので、1艘は約96,000円です。
(EHCベトナムからEHC日本への証しより)