『教会福音讃美歌』刊行10周年記念
奏楽音源USBメモリ完成
2012年の刊行以来、多くの教会で「公用讃美歌集」として用いられてきた『教会福音讃美歌』。今秋で刊行10周年を迎えるのを機に、全曲を収録した「奏楽音源USBメモリ」が発売される。
今回の奏楽音源には、『教会福音讃美歌』と、増補版として追加された『あたらしい歌2』の全曲を、クリスチャン演奏家による演奏で収録。楽器による奏楽のみで、歌は入っていない。オルガンやピアノを使用した伝統的な雰囲気のものが中心だが、一部のコンテンポラリーな楽曲ではギターなどの楽器を使用したバージョンも収録されている。合わせて賛美するのはもちろん、賛美や伴奏の練習に、リビングや車中でのBGMにと、家庭でも教会でもどこでも手軽に楽曲に親しむことができる。Web上にサンプル音源も用意されているので、まずはぜひ試聴してみてほしい。
音源データはUSBメモリにMP3形式で収められていて、USB接続対応のパソコンや再生機器などで再生できる。アプリケーションソフトなどを活用すれば、音域の高低や曲の速さを変えることも可能で、それぞれの使い方に合わせられるのもうれしい。
定価39,600円(税込)のところ、2022年12月末まで発売記念特価として36,300円(税込)。
中山信児氏(JECA菅生キリスト教会牧師 福音讃美歌協会理事長)
福音讃美歌協会では、これまで2冊の讃美歌集を通して、たくさんの新しい讃美歌を紹介してきました。10年たって広く歌われるようになった讃美歌もある一方、あまり用いられていない讃美歌も多くあります。用いられない一番の理由は、メロディーが分からないので歌えない、ということでしょう。
この『奏楽音源USBメモリ』には、2冊の讃美歌集から全526曲が、オルガンとピアノの演奏で収められています。それぞれ短い前奏の後に、節の数だけ演奏が繰り返されますので、音源に合わせて全節を歌うことができます。
今回、このUSBメモリ企画には、李俊昊牧師の紹介で、韓国から李惠蟋セさん(演奏)と徐輔郁さん(エンジニア)が全面的に協力してくださいました。厳しいスケジュールの中、日本宣教への祈りと熱心をもって、献身的に奉仕してくださったことを心から感謝いたします。
全地で主への礼拝と賛美が豊かにされ、宣教が前進しますように祈ります。
李俊昊氏(同盟・登戸教会主任牧師
福音讃美歌協会副理事長)
「倒れたダビデの幕屋を建て直す」(使徒15:16)―常にあらゆる楽器をもってささげられた賛美に満ちたダビデの幕屋!(Ⅰ歴代16:4~6) 神様はその賛美の礼拝を建て直すとおっしゃいました。また、その賛美に満ちるダビデの幕屋を建て直そうとされる理由は、「異邦人がみな、主を求めるようになるためである」とおっしゃっています。
このたびリリースされる教会福音讃美歌の『奏楽音源USBメモリ』が、まさに神様が求めておられる賛美に満ちる礼拝、家庭集会、また、奏楽者がいない教会などで用いられ、神様をより広く、深く、豊かに賛美し「毎日救われる人々が諸教会に加えられる」(使徒2:47)ことを大いに期待します。
『教会福音讃美歌』
福音讃美歌協会 編
わかりやすく、美しいことばによる、歌いやすい讃美歌集。諸教会で親しまれてきた従来のレパートリーに加え、海外の優れた作品、現代日本の創作讃美歌も多数収録。収録曲数506曲。
中型版:B6判1,040頁 4,180円(税込)
小型版:A6判1,040頁 2,535円(税込)
『あたらしい歌2』:20曲収録 880円(税込)