皆様の献金で毎年の送付数が決まります

「愛のプリズム伝道」は、受刑者たちの更生支援、社会復帰支援を行うマザーハウス（NPO法人、五十嵐弘志理事長）と「百万人の福音」が連携して行っている伝道活動です。2022年7月から100部増部し、現在は毎月800人の受刑者たちに、マザーハウスを通して「百万人の福音」の最新号を贈呈しています。
受刑者からは感想が寄せられ、「百万人の福音」にも掲載しています。その抜粋をご紹介すると…。
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「苦難の先に希望があることを伝えたい」

Nさん（服役中）
今日、手元に「百万人の福音」などが届き、心より感謝しています。その中に誕生日カードが入っていました。カードを手にした私の目から涙があふれ出てしまい、感謝で胸がいっぱいになりました。人に「おめでとう」なんて言われるのは、毎年マザーハウスから送られてくるカードだけです。親も兄弟もおらず、また子どもの頃から友もおらず、いつも一人だった私にこのようなカードを送ってくださり、人に感謝をする心がもてて、本当に皆さんがいての私のように思います。本当にありがとうございます。また聖書を私に与えてくださり、多くの喜び、多くの優しさ、思いやりを教えてくださり、ありがとうございます。
すべてのことに「ありがとう」と言えるように、私自身、希望をもち、どんな苦難も耐え、その先の希望があることを少しでいいので囚人仲間に言えるようになりたいと思います。 （マザーハウス機関紙「たより」2022年3月号より抜粋）
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「贖いにピリオドはない」

五十嵐弘志（マザーハウス理事長）
私は昨年の2021年12月末で出所後10年となりました。その間、毎日、自分の罪と向き合い悔やみ続けてきました。「マザーハウス」の働きは私にとって贖いの実践と言えます。
人に対する償い、贖いには限界があります。直接謝罪をすることもできません。相手に与えた傷に向き合って、私はただひたすら頭を下げ、祈ることしかできないのです。こういうことを言うと、罪を犯しながら、何をきれいごとを言っているのかと批判を頂くこともあります。でも贖いは相手だけでなく自分の中の問題だから、ピリオドは打てません。
かつて神様と向き合って罪を問われた時、逃げ出すこともできたかもしれません。でも、出会ってしまった神様から逃げきることはできません。だから、二度と犯罪を繰り返さず、被害者のために祈り、自分が傷つけた相手だけでなく、目の前の人を大切にすること、神と関係を結ぶこと…。それしかできないのであり、それが贖いなのだと思うのです。
（「たより」2021年7月号より抜粋）

献金は、雑誌提供費、発送費等に充てられています。皆様の献金額によって、配布数が増減します。温かいご支援をよろしくお願いします。

◆配布数　年間8,400冊（月／700冊）

◆会計報告（2021年7月1日縲・022年6月30日受付分）
（収入）
献金　2,741,357円（月平均／228,446円）
（支出）
雑誌提供費　840,000円
（月／70,000円、１冊100円×700冊）
送料・流通経費・箱代等　168,000円
（月／14,000円）
プリズム頁の制作費への献金充当
　192,000円（月16,000円）
支出合計　1,200,000円

差額　1,541,357円
プリズム伝道への献金としてマザーハウスへ
1,078,949円
いのちのことば社事務経費、献金告知掲載費、印刷費、DM送料ほか462,408円