人が育つ・家庭が育つ・教会が育つ『D6』出版記念講演会
昨秋出版された『D6──教会と家庭をつなぐ次世代育成ミニストリー』の出版記念講演会が、1月27日(金)に東京のお茶の水クリスチャンセンターを会場に、オンライン配信も併用し、計約350名の参加者を集めて開催されました。
「D6」は、申命記6章を掲げ、聖書の原則に基づいて、教会と家庭が連携・協力しながら次世代育成を目指す取り組み。アメリカで始まり、現在では、シンガポール・マレーシア・韓国・フランスなどアメリカ以外の各国にも広がり、日本でも関心が高まっています。昨年6月にオンライン開催されたアジア福音同盟(AEA)主催のカンファレンスには、日本国内から300名を超える参加者があり、これを機に「D6ジャパン」の働きも始まりました。
午前は「D6ミニストリーとは」と題し、海外からのゲスト2人が講演。まず原著者ロン・ハンター氏(D6創設者)がD6のあらましを紹介。「40年以上にわたって、アメリカのクリスチャンは次世代育成を教会に丸投げしてきました。しかし、教会で過ごす限られた時間だけでは不十分です。かと言って、すべてを家庭が担うこともできません。教会と家庭が聖書に基づき、協力・連携・補完し合いながら進めていくことが求められます」と述べました。
続いてグゥエン・ロザリオ氏(AEA子ども委員長、カンボジア宣教師)が、D6の基盤となる聖書的価値観や考え方を中心に講演しました。
午後は日本人による講演と報告。さまざまな働きが連携しながら、全世代育成とファミリーミニストリーの領域においてさらに実を結んでいくように、参加・協力・支援を呼びかけました。
5月19〜20日にはAEA主催の全世代育成/ファミリーカンファレンスも予定されています。詳しくはD6ジャパン(https://d6japan.com/)まで。