大きなアフリカの一つ一つの魂 EHC国際総裁 タナー・ピークより
あなたは、イエス様と出会ったときのことを覚えていますか? また、あなたが必要なときに主の臨在を感じたことはありますか?
今月は、イエス様がご自身を明らかにされた感動的なストーリーから、特に印象に残ったことを分かち合いたいと思います。あなたの信仰の旅路において励みになれば幸いです。
イエス様は今日もさまざまな方法でご自身を明らかにしておられています。家庭、地域社会、そして人々の心、世界中どこにおいてもイエス様はご自身の臨在を現されます。キリストとの奇跡的な出会いは、聖書の中だけにとどまるものではありません。今日、私たちの周りでも起こっているのです。
そして、イエス様は驚くような方法でご自身を明らかにされます。私たちが予期せぬような方法や場所でご自身を現されます。イエス様の臨在は、私たちが予測したりコントロールできない贈り物として、想像もできない方法でやってくるのです! 私たちにできることは、イエス様に向けて心と目を開いておくことだけです。
また、イエス様は人と人との出会いの中にご自身を明らかにされます。聖書はこのことを明確にしています。「二人か三人がわたしの名において集まっているところには、わたしもその中にいるのです」(マタイ18:20)。 私たちが奉仕するために神に召された人々の前に行くとき、イエス様がそこにいてくださると信じることができるのです。私たちがただ隣人を愛するとき、イエス様は現れてくださるのです。
神様があなたの心を奮い起こし、主への希望を他の誰かに伝えることができるように願ってみてください。どうすれば、イエス様の臨在を友人や知人に届けることができるのでしょうか? それは隣人への親切な行いからかもしれません。あるいは、キリストを地の果てまで届けるEHCの活動に参加することかもしれません。どんなことであれ、あなたはイエス様がそこにいてくださると信じることができるのです。
世界中でご自身を明らかにされるイエス様。その臨在の喜びを分かち合うこの活動に参加してくださることに感謝します!
あらゆる場所の、あらゆる世代の、あらゆる人のために。
あなたはこの物語を覚えていますか。マリアが朝早くまだ暗いうちにイエス様の墓に来た時、墓はすでに空でした。「お願いです、その方をどこに置いたのか教えてください」と泣きながら訴えるマリアに、イエス様は「マリア」と答えられました(ヨハネ20:16)。
イエス様は、悲しみと混乱の中にいるマリアに現れました。そしてマリアだけでなく、歴史や世界を大きく変えたのです。それは聖書の中だけではなく、今も世界中で起きていることなのです!
家のポーチに現れたイエス様:ミャンマー
「ある日、私は家の前に座っていました」と、ミャンマー出身の女性、タン・ソーさんは話します。 「ある男性が私のところに来て、トラクトを用いて福音を届けてくれました。私はそれを受け取り、読みました。イエス様について書かれた文章にとても興味をもったので、姉にイエス様のことを尋ねました。すると姉は私をクリスチャンの友人のところに連れて行き、その友人がトラクトを持って来たあの男性のところに連れて行ってくれたのです。そこにはソウ・エィ・ハツー牧師もいました。彼はとてもわかりやすく福音を話してくれました。私はイエス・キリストを救い主として受け入れた数日後、川で洗礼を受けました。今、私はクリスチャングループの一員です。友人にも福音を伝え始めています」
マリアと同じように、タンさんもイエス様と出会い、真理と愛を求めたのです。人々を通してイエス様は彼女に現れたのです。
イエス様は、障害物や不安でいっぱいの状況でも臨在を現してくださいます。弟子たちは2階の広間でうずくまっていましたが、鍵のかかった扉からイエス様が現れ、「平安があなたがたにあるように」と言われました。(ヨハネ20:19)
不安の中に現れたイエス様:A国
Rさんと彼の妻と2人の娘は、福音を伝えることが危険な国に住んでいます。その地の伝統的な信仰に忠実なRさん家族は福音を強く否定していました。しかし、彼らの伝統的な儀式は平安をもたらしませんでした。貯金を使い果たすほど供物をささげても、人生には重荷が増し加わり、病も絶えなかったのです。
ある日、「なぜイエスは十字架で死んだのか」と題されたトラクトを彼らは受け取りました。そして友人のクリスチャンに電話をかけ、イエス様について詳しく話を聞きました。さらに友人は彼らのために祈ってくれたのです。「その時、重荷が下りるのを感じた」とRさん一家は言います。そしてイエス様に心を向け、翌日から地元の教会で交わりを始めました。
イエス様は、超自然的な平安を与えてくださる方です。私たちに供物を要求する方ではなく、慈愛の手を差し伸べてくださる方です。トマスに傷だらけの手を差し伸べられたように(ヨハネ20:27)。
家に現れたイエス様:パプアニューギニア
パプアニューギニアでは、薬物依存症に悩む男女30人が集まり、地元の牧師とEHCミニストリーディレクターのアーロンを招いて、イエス様について話してもらいました。また、アーロンがイエスの愛について話している間、彼の妻や教会のメンバーがたくさんの食事を作りふるまいました。
そして、ロバートとほか数人が福音の招きに応えました。「今日、主イエス・キリストがこの家に来て、私たちを薬物の束縛から救い出してくださった」と。
これこそ復活の力です。今日もイエス様が私たちの家に来て、私たちを救い出してくださるのです!
このように毎日、世界中で、イエス様は私たちの日々の生活に現れ、復活をもたらしてくださるのです。そして、しばしば、その愛を忠実に隣人に伝えるキリスト者たちを通して、主の臨在を現してくださるのです。