『漫画 幸せなら手をたたこう 誕生物語』出版記念シンポジウムを開催
世界で親しまれる日本のヒット曲をテーマにした本『漫画 幸せなら手をたたこう誕生物語』が、いのちのことば社より今年1月に刊行され、4月6日には出版記念シンポジウムが早稲田奉仕園(東京都新宿区)で開かれました。当日は、この曲を作詞した木村利人氏、本書の作者である漫画家の西岡由香氏、国際ジャーナリストの伊藤千尋氏、ジャーナリストの植村隆氏(『週刊金曜日』発行人)が登壇しました。
木村氏は講演で、歴史を知ること、憎しみを乗り越えて赦す愛、人々と輪になりつながること、世界とつながることの4つのメッセージを合わせた「知・愛・輪・世(しあわせ)」を態度で示すことを呼びかけました。
4者のディスカッションでは、この歌が奉仕園から〝口コミ〟で広まり坂本九の耳に留まったことや、ピースボートで木村氏と偶然乗り合わせた伊藤氏が、自著で木村氏を取り上げ、それを読んだ西岡氏が興味を持って漫画制作に至ったことなど、さまざまなエピソードが語られました。最後は約100人の参加者全員で、手をたたき、肩をたたき合い、合唱し、会場は大いに盛り上がりました。