2020年4月から8月までの約5か月、新型コロナの影響でゴスペルボックスによる文書伝道巡回はほぼ中止となっていました。その後、各教会の理解を頂き、9月より少しずつ巡回を再開しました。9月には東北地方の49教会、10月は北海道の52教会、11月～12月には関西、四国、東海の54教会を、できうる限りの感染対策をして訪ねました。

●10月16日　日本キリスト教会旭川教会

　午後、旭川教会にお伺いしました。平日の昼間で、コロナ感染のこともあるので、ほとんど人が来ないのではと牧師は心配していましたが、販売時間になると次から次に信徒の方々がお越しくださり大盛況。札幌の書店に行かないと買えないようなものがここで手に入るならと、楽しみに待ってくださっていた方もいました。ところで、教会の入り口に何やら古びた展示物がありました。建物の建築を記念した棟札で、そこには坂本龍馬の甥、坂本直寛の名が！　この教会は、かつて坂本直寛が牧師をしていた教会だったのです。歴史史料を大切に保管されていることに感動しました。

●11月29日　浜松中沢教会

　朝は浜松中沢教会の主日礼拝に出席させていただきました。実は前の週、教会では臨時役員会が開かれ、県内に急速に拡大を始めている新型コロナウイルスのため、この週の礼拝から当面、信徒に基本自宅でのネット礼拝を推奨することを決めました。それでもお願いして、礼拝後、会堂外の風通しの良い場所での販売の許可を頂きました。
　そういうわけで礼拝の出席者は少なかったのですが、販売が始まると、次々と信徒のみなさんが買い物に来てくださり、信徒さんどうしもたいへん良い交わりのひとときになったようでした。書店スタッフが礼拝報告時にさせていただいた北海道巡回の短い証しをネットで聞いて、わざわざ駆けつけてくださった北海道出身の方もいらっしゃいました。ありがとうございました。

　1月～2月は九州を巡回予定です。文書伝道の前進のためにお祈りとご支援をお願いいたします。 （宣教室）

■献金先口座　 郵便振替00170-8-10387
「いのちのことば宣教団」※備考欄に「ゴスペルボックス巡回のため」とお書きください。
ゴスペルボックスHP（https://www.wlpm.or.jp/gospelbox/）では、巡回の予定や現地レポートなどを掲載しています。