百万人の福音2025年2月号

手渡しの福音 文書伝道の灯を消さないために

 近くの書店にふらっと寄ったら、思わぬ出合いがあり、人生を支える本となった―。一昔前なら、このような話をよく聞いたが、めっきり聞かなくなった。今日本では地域書店がどんどん少なくなり、ここ二十年ほどで半数に減ったという。
 一方、キリスト教書店はというと、同じく活字離れや不況のあおりを受けているほか、読者の多くをしめるクリスチャン自体が減少していることも影響し、同じく急激に数を減らしている。
 ネットで買えるからリアル店は必要ない? ネットにニュースも読み物もあふれているから、もう本はいらない? もう私たちは〝手渡し〟で福音を伝える必要はない? 
 改めて「文書伝道」の意義を共に考えてみませんか。