特集:争いを引き起こすのは誰か「戦争」に私の罪を見る
日本もかつて自ら戦争への道を突き進み、そして多くの命が失われた。国が、民族が、国の最高権力者が、「誰か」が、その争いを引き起こした。ある一面ではその通りであり、為政者は大きな責任があるだろう。しかし、本当にそれだけだろうか。一兵隊には、一市民には、「私」には、何の責任も罪もないのだろうか。ウクライナ危機による世界情勢の変化、隣国アジアで繰り返される軍事訓練などを受け、日本政府も〝防衛〟のための軍備増強を始めた。今こそ、自らを省み、現状を正しく把握し、私たちが真に「平和を造る者となるためにできること」を考えようではないか。