特集:老いの恵み
超高齢化社会。日本人の平均寿命は伸び、女性は八十代後半、男性は前半。昭和初期の平均寿命と比べれば約二倍。最近では人生百年と言われ、「老後」が長くなったとも言える。元気な高齢者も多いが、やはり身体的な衰えを感じ、退職や、家族の死を経験するなど、孤独を味わっている高齢者もいることだろう。そんな中で、聖書は「白髪は栄えの冠」と語る。負の側面に向き合いつつ、なおそこにある神からの祝福、恵みについて考える。