特集 この不幸は何の「因果」でしょうか?
「不幸の原因は先祖の因縁に理由がある」「教えに従わないと将来の祝福はない」そう不安をあおり、多額の献金を強要してきた某新興宗教。その信者の子どもが引き起こした大事件は、社会に衝撃を与えた。しかし、何か「不幸」が起こるとき、自分の行いや自分の関係するところに原因を探そうとする傾向は実は、誰にでもあるのではないだろうか。イエスは、生まれつきの盲人の目が見えないのは誰の罪の結果かと問われた時、「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません」と、はっきり因果関係を否定した。私たちが陥りやすい罠とその対処法について、聖書のことばから改めて考えてみよう。
旬人彩人 私を賛美の器としてください 福音歌手三十周年を迎えて
福音歌手 森祐理
福音歌手の森祐理さんのコンサートは、多くの人が涙ぐむ。美しい歌声と旋律に乗せて、ことばが直接魂に響くようだと評した人もいる。誰もが内にかかえている心の傷跡に手を当てて、癒やしを祈るような歌声なのだ。福音歌手とは、歌うメッセンジャー。歌声を通して神の愛と希望を伝える人だ。
芸能界・音楽界の光と影 小坂忠と二人で歩んだ選びの道(前編)
ミクタムレコード&ミニストリー代表 日本フォースクエア福音教団・秋津福音教会主任牧師
小坂(高)叡華
子どもの教育、義家族の介護を心をこめて終えた後、六十歳から目指した新たな夢。それは異国の地での農園経営だった。貧しい人々のために、人生をささげ、神と共に生きた一人の女性の人生。(記・佐藤仁美(日本ホーリネス教団隠退牧師))