特集:富弘さんが遺したもの

四月二十八日、詩画作家の星野富弘さんが七十八年の地上の生涯を終え、天に召された。大学卒業後、中学校の教諭となり、クラブ活動の指導中に頸髄を損傷。手足の自由を失った。失意の中で知った、自らを愛し、生かす神。神の創造された草花、そして与えられたことばを描き続けた。富弘さんが生涯をかけて大切にしたものとは何だったのだろうか。