2017年1月号
特集 わが主わが神わが救い主1
日本においてクリスチャン人口は長年1%のまま。なぜ救われる人が少ないのだろうか。アルバータス・ピータルス著『わが主わが神―なぜこの救い主でなければならないか』(1975年、いのちのことば社)から、救いとは何か、そして救い主について学ぶ。
一人の青年が私の所へやってきて、自分の信仰について聞いてほしいと言った。彼ははっきり自分はクリスチャンだと名乗る青年であった。彼は、クリスチャンの家庭とキリスト教的環境で育てられ、最近、あるキリスト教の大学を卒業した。彼は以前に1年間、私の教会の青年聖書研究会の会長をしていた。彼が真剣に私に問いかけてきた問題というのは、「私たちが永遠の救いを得るのに、なぜ主イエス・キリストにおける信仰のみが、唯一の条件なのか」ということであった。
この問題ほど重要な問題はほかにない。救いの問題は実にキリスト教の中心問題であり、神髄である。私たちが、キリスト教をまず第一に救いの道として、またイエス・キリストをまず救い主として考えなくなってくるにつれて、キリスト教はキリスト教でなくなってくる。そして私たちは信仰生活の真実さから離れていくのである。
このことが本当であるのを知るために、私たちは聖書を注意深く調べてみる必要がある。
<本文より>
聖書通読
2~6日、9~13日、16〜20日、23~27日、30〜31日 士師、コロサイ、ルツ、Ⅰテサロニケ
聖書の学び
祈り
1日「主の祈り」
7〜8日「求め続けた友人」
14~15日「パリサイ人と取税人の祈り」
旧約の人物
21〜22日「ギデオン」
28〜29日「サムソン」
聖書日課執筆者(1月号〜3月号)
横山 幹雄(単立 となみ野聖書教会牧師)
関根 一夫(ミッション・エイド・クリスチャン・フェロシップ牧師)
阪下 謙(イムマヌエル綜合伝道団 佐賀キリスト教会牧師)
高橋 博(世界福音伝道会 草津キリスト教会牧師)
川端 光生(新生キリスト教会連合 キリストの栄光教会牧師)
城倉 翼(沖縄バプテスト連盟 那覇バプテスト教会牧師)