2017年2月号
特集 わが主わが神わが救い主2
なぜ人は救われる必要があるのだろうか。なぜイエス・キリストだけが救い主なのだろうか。ほかの宗教ではなぜ救われないのだろうか。その疑問について、アルバータス・ピータルス著『わが主わが神―なぜこの救い主でなければならないか』(1975年、いのちのことば社)から学ぶ。
私たちの思いをキリスト教会史1世紀初頭に移してみよう。当時、キリスト信者の数はどんどん増えていき、教会は発展していた。しかし四福音書のうち、最初のものさえまだ書かれてはいなかった。クリスチャンたちは、ナザレのイエスについての新しい、不思議な話を一生懸命に語るため、あらゆる所へ出かけていった。もし許されれば会堂で語り、またペテロがコルネリオの家でやったように、個人の家々で、集まった者たちに語った。また彼らは、ピリポがカンダケの高官にしたように、道端で出会った人々に語った。彼らは、旅人としても、船の乗客としても、看守につながれた囚人としても、人々にイエスの話をして聞かせることができた。どこで、どうやってなどということは問題ではない。彼らの語る話は人の心を引き付ける話であり、かつて誰も聞いたことのない話であった。
<本文より>
聖書通読
1~3日、6~10日、13〜17日、20~24日、27〜28日 Ⅱテサロニケ、Ⅰサムエル、Ⅱサムエル
聖書の学び
旧約の人物
4〜5日「ソロモン」
11〜12日「エリヤ」
18~19日「ナアマン」
25〜26日「ヒゼキヤ」
聖書日課執筆者(2月号〜4月号)
阪下 謙(イムマヌエル綜合伝道団 佐賀キリスト教会牧師)
高橋 博(世界福音伝道会 草津キリスト教会牧師)
川端 光生(新生キリスト教会連合 キリストの栄光教会牧師)
高橋 秀典(日本福音自由教会協議会 立川福音自由教会牧師)
城倉 翼(沖縄バプテスト連盟 那覇バプテスト教会牧師)