2018年1月号
マタイの福音書(1)
この福音書は著者が誰であるか明記していないが、2世紀以来、伝承は使徒マタイを著者としてきた。このことを裏づける証拠として、次のような点を挙げることができる。
(1)マタイの召命の記事において、他の福音書ではレビという名前で語られているのに対し(マルコ2:14、ルカ5:27)、この書ではマタイという名が用いられている(9:9)。彼は、イエスの召命を受けたことにより、レビというユダヤ人にありふれた名から、マタイ(「神の賜物」の意)という名に意識的に変えたのではないかと思われる。
(本文より)
聖書通読
マタイ
1 〜5日、 8 ~ 12 日、15 〜19 日
22 〜26日、29 〜31日
聖書の学び
イエスの歩み
6 〜7日、13 〜14日、20 ~ 21日
27 〜28日
聖書日課執筆者(1月号〜4月号)
小山 大三(岐阜純福音教会牧師)
清水 武夫(日本長老教会 玉川上水キリスト教会牧師)
高橋 博(世界福音伝道会 草津キリスト教会牧師)
高橋 秀典(日本福音自由教会協議会 立川福音自由教会牧師)
中台 孝雄(日本長老教会 教師)
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