2022年11月号
イザヤ書(3),エペソ人への手紙,エレミヤ書(1)
5.イザヤ書の構造
本書の構造は、聖書全体の構造と相似するかのようである。本書は1-39章と40-66章に区分できるが、それは旧約聖書39巻、新約聖書27巻に対応する。
本書の前半が罪の告発に始まり(1章)、新しい時代への待望で終わる(34-35章)のは、まさに、堕落に始まり(創世記)、メシアの来臨待望で終わる(預言書)旧約の流れに合致する。
一方、後半が、捕囚からの解放宣言(40章)に始まり、新天新地で終わる(65-66章)のは、バプテスマのヨハネに始まり(福音書)、新天新地で閉じられる(ヨハネの黙示録)新約の流れに合致する。
(本文より)
聖書通読
イザヤ、エペソ、エレミヤ
1〜4日、7〜11日、14〜18日
21〜25日、28〜30日
聖書の学び&メッセージ
イスラエル王国の分裂、救い主の預言と成就
5~6日、12〜13日
19〜20日、26〜27日
●聖書日課執筆者(11月号〜2月号)
下川 羊和(日本同盟基督教団 新潟福音教会牧師)
神田 唯志(日本福音キリスト教会連合 武蔵台キリスト福音教会牧師)
稲葉 禮野(日本バプテスト教会連合 鳴滝キリスト教会牧師)
井上 義実(日本イエス・キリスト教団 荻窪栄光教会主管牧師)
蔦田 直毅(イムマヌエル綜合伝道団 浜松キリスト教会牧師)
黒木 昭江(同盟福音基督教会 名古屋キリスト教会牧師)
中台 孝雄(日本長老教会 希望キリスト教会牧師)