2019年12月号
詩篇(2)
4.解釈の原則
(1)詩篇成立に関する歴史的背景を注意深く調べる(3、32、51、63篇等)。
(2)詩篇は他の書と比較して主観的・心情的な面が強いので、詩人の心理状態や性格を考察する必要がある。
(3)詩篇は純粋に個人的なものではなく、共同体の信仰告白であることを覚えなければならない。
(4)メシア詩篇の解釈に当たっては、直接的な言及(2、22、45、110篇等)の詩篇と間接的な言及(72、89篇等)の詩篇を区別する必要がある。またメシア詩篇は預言的であるから、新約聖書における引用と、その成就に注目することが必要である。
(5)「のろいの詩篇」(60、109篇等)を理解する手掛かりとして、次の点に留意する必要がある。
(本文より)
聖書通読
詩篇、ゼパニヤ、ハガイ、ゼカリヤ、マラキ
2~6日、9〜13日、16〜20日
23日〜27日、 30〜31日
聖書の学び&メッセージ
礼拝について
1日、7〜8日、14~15日
21~22日、 28〜29日
●聖書日課執筆者(12月号〜3月号)
高橋 秀典(日本福音自由教会協議会 立川福音自由教会牧師)
横山 幹雄(となみ野聖書教会牧師)
山村 諭(日本同盟基督教団 茅ヶ崎同盟教会牧師)
高橋 博(世界福音伝道会 草津キリスト教会牧師)
大塚 史明(日本同盟基督教団 盛岡みなみ教会牧師)
中台 孝雄(日本長老教会 希望キリスト教会牧師)