2020年1月号
マタイの福音書(1)
1.著者
この福音書は著者が誰であるか明記していないが、2世紀以来、伝承は使徒マタイを著者としてきた。このことを裏づける証拠として、次のような点を挙げることができる。
(1)マタイの召命の記事において、他の福音書ではレビという名前で語られているのに対し(マルコ2:14、ルカ5:27)、この書ではマタイという名が用いられている(9:9)。彼は、イエスの召命を受けたことにより、レビというユダヤ人にありふれた名から、マタイ(「神の賜物」の意)という名に意識的に変えたのではないかと思われる。
(本文より)
聖書通読
マタイ
1~3日、 6~10日、13〜17日
20〜24日、27〜31日 8
聖書の学び&メッセージ
捕囚と帰還
4〜5日、11〜12日
18~19日、 25〜26日
●聖書日課執筆者(1月号〜4月号)
山村 諭(日本同盟基督教団 茅ヶ崎同盟教会牧師)
高橋 博(世界福音伝道会 草津キリスト教会牧師)
大塚 史明(日本同盟基督教団 盛岡みなみ教会牧師)
宗田 信一(日本同盟基督教団総主事)
中台 孝雄(日本長老教会 希望キリスト教会牧師)
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