2021年4月号
ルカの福音書(2)詩篇(1)
特色
この福音書の序言(1:1-4)はりっぱなギリシア語で書かれている。また、この書には初代教会の賛美歌が含まれている(1:46-55、68-79、2:14、29-32)。よきサマリア人(10:30-37)、放蕩息子(15:11-32)などのたとえ話は物語としても優れており、ルカの文才を示している。またこの書は教理を重視しているが、特に聖霊に関する教理が強調されている(1:15、35、41、67、2:25-26、3:22、4:1、14、18、10:21、24:49)。さらに、女性(7:13、8:2-3、10:38-39)、子どもたち(8:42、9:38-42、47-48、18:15-17)、貧しい人たち(1:53、4:18、6:20、14:13、21:2-3)にも関心が向けられている。
(本文より)
聖書通読
ルカ、詩篇
1~2日、5〜9日、12〜16日
19〜23日、26〜30日
聖書の学び&メッセージ
イエスの復活、荒野の旅
3〜4日、10~11日
17〜18日、24〜25日
●聖書日課執筆者(4月号〜7月号)
齋藤 千恵子(日本同盟基督教団 新船橋キリスト教会牧師)
蔦田 直毅(イムマヌエル綜合伝道団 浜松キリスト教会牧師)
神尾 鋼行(日本同盟基督教団 千種キリスト教会牧師)
横山 幹雄(高松シオン教会協力牧師)
横田 俊樹(日本長老教会 所沢聖書教会牧師)
高橋 博(世界福音伝道会 草津キリスト教会牧師)
中台 孝雄(日本長老教会 希望キリスト教会牧師)