2016年11月号
特集 信仰の旅路を行く1
アリスター・マクグラス著『信仰の旅路―たましいの故郷への道』(2003年、いのちのことば社)から、クリスチャン人生の旅に思いを向けてみましょう。
聖書には旅のイメージが多く用いられています。聖書を開けば、旅をする人々が登場します。おそらく、そのうち最も大きな旅は、エジプトで過酷な奴隷状態にあったイスラエルの民が、約束の地、カナンに向かう40年の旅でしょう。そのほか、アブラハムが信仰をもって先祖の土地を離れ、神の選ばれた地に向かった話もあります。アブラハムは、どこに向かっているのか知りませんでしたが、誰と共に旅をしているかを知っていました。彼にはそれで十分でした。
新約聖書には、クリスチャンを指して初期に使用されたことばが「この道の者」(使徒9:2)であったと述べられています。クリスチャンは新しいエルサレムに向かう道の途上にいる旅人と考えられていたのです。
<本文より>
聖書通読
1~4日、7~11日、14〜18日、21~25日、28~30日 詩篇
聖書の学び
イスラエル王国
5~6日「ダビデの逃亡」
12〜13日「サウルの命を助けたタビデ」
19~20日「王となったダビデ」
世の光としての救い主
26〜27日「救い主の道備え」
聖書日課執筆者(11月号〜1月号)
高橋 秀典(日本福音自由教会協議会 立川福音自由教会牧師)
関根 一夫 (ミッション・エイド・クリスチャン・フェロシップ牧師)
唐澤 健太(カンバーランド長老教会 国立のぞみ教会牧師)
横山 幹雄(となみ野聖書教会牧師)
阪下 謙(イムマヌエル綜合伝道団 佐賀キリスト教会牧師)
城倉 翼(沖縄バプテスト連盟 那覇バプテスト教会牧師)