2017年9月号
歴代誌(3)ヤコブの手紙
ヨハネ、ユダの手紙は、公同書簡と呼ばれている。それは、これらの手紙の宛て先が(Ⅱ・Ⅲヨハネは個人宛てなので例外)1地区の教会ではなく、より広範囲の教会であることから、公同の教会(「公同の」は「普遍的」の意)に宛てた手紙、公同書簡と呼ばれるようになった。
<本文より>
エズラ記
ペテロの手紙(1)
この手紙の読者は迫害を受けていた。それは投獄、殉教、財産の没収、皇帝礼拝の強要ではなく、クリスチャンに対する悪意からの非難や攻撃であった(2:12、4:4、14)。試練の中にあるクリスチャンを励ますため、ペテロはこの手紙を書いた(4:12-13)。また、これらの地域の教会は異教徒の生き方に巻き込まれる傾向があり(2:11-12、16、4:1-5)、利得を求めたり、権力を振るったりする長老もいたので(5:2-3)、その誤りを正すために、この手紙は書かれた。
<本文より>
聖書通読
Ⅱ歴代、ヤコブ、エズラ、Ⅰペテロ、Ⅱペテロ
1日、4~8日、11〜15日
18〜22日、25〜29日 14
聖書の学び
イエスのたとえ話、信仰の父アブラハム
2〜3日、9〜10日、16~17日
23〜24日、30日
聖書日課執筆者(9月号〜11月号)
銘形 秀則 (日本神の教会連盟 空知太栄光キリスト教会牧師)
大竹 海二(日本長老教会 教師)
岡田 真樹子(マナでしミニストリー代表)
田中 進(イムマヌエル綜合伝道団 大宮キリスト教会牧師)
後藤 喜良(東海聖書神学塾 塾長、フリーター・ペンギン牧師)
宮井 岳彦(カンバーランド長老教会 さがみ野教会牧師)
中台 孝雄(日本長老教会 教師)