特集 今 目の前にある戦争 クリスチャンは平和をつくれますか?
三月、ロシアがウクライナに侵攻し、「戦争」が始まった。 連日、途切れることのない報道は、 私たちに平和のもろさ、それを守ることの難しさを突きつけている。 日本も、いつ再び戦争へと踏み出すかわからない恐怖…、 失われていく命に対し、何もできない無力感…、 国の始めた戦争を支持する宗教指導者たちへの苛立ち…。 この現実を前に、 私たちは何をどう考え、 何によって光を見いだしていくことができるだろうか。 今、何が起こっているのかを確認しながら、 真に平和をつくるとはどういうことなのかを共に考えたい。

旬人彩人 自殺の危機を見過ごさない
近年、たて続けに報じられた著名人の自殺は、私たちに大きな衝撃を与えた。著名人だけでなく、このコロナ禍においては特に女性や子どもの自殺が急増し、予防対策が急務となっている。そんな中、学校教育現場で少しずつ導入が広がっている対策の一つが「ランプス(RAMPS)」。北川裕子さんが東京大学大学院で二〇一八年に開発した、子どもの心の不調を可視化して周囲の支援へとつなげるITツールだ。

あしあと 病でも満月のように美しい信仰の人と出会って(前編)
日本キリスト教団鷹取教会会員
ヘンダーソン・メモリアル長老教会・日本語部(通称、パース日本語キリスト教会)に通う
辻 静子

中国に生まれ、敗戦を経験。追われるようにして帰国。貧しさ、病の中でも家族に守られつつ、神を意識せずに生きていた。そんな中、脊髄カリエスに侵され、寝たきりでありながらも、まるで満月のように輝く女性と出会って、衝撃を受けた。