2017

新改訳聖書は、1960年代、聖書信仰運動の高まりとともに「聖書は誤りのない神のことば」と信じる福音主義に立つ諸教派、諸教会、諸団体の祈りと協力によって設立された「新改訳聖書刊行会」によって、翻訳・編集の作業が進められました。8年6か月の年月を費やした末、1970年に初版が刊行されると、原典に忠実で“原文が透けて見える”翻訳が各方面から高く評価され、広く諸教会の礼拝で使われる公用聖書として、また個人の信仰の養いのためにも、多くの方々に親しまれ用いられてきました。その後、第2版(1978年)で若干の訂正を、第3版(2003年)では差別語・不快語の見直しを中心とした小改訂を行いましたが、このたび新改訳の全面改訂による新しい翻訳聖書が2017年10月に刊行されました。