百万人の福音 聖書に学ぶ生き方マガジン

特集

2021年07月号

本当の自分を取り戻す 「霊性の神学」入門

終わりの見えないコロナ自粛。 人との交流が減り、外出にも気を使い、心の奥に疲れが降り積もっているような…。 これでは気づかぬ間に、霊性も弱ってしまうかも…。 ん? 霊性って心や魂とは違うんだっけ? 目に見えない霊性のケアはどうしたらいいの? 神の前で安らぎ、霊的に健康であるために今日からできることを探ってみよう。

2021年06月号

女性は“わきまえる”べきなのか

「# わきまえない女」。元東京五輪組織委員会長の女性蔑視発言をめぐり、世界を巻き込んで議論の輪が広がった。この出来事は日本社会がある意味、自覚なく女性差別を行ってきていることの現れとも取れる。一方、キリスト教界に目を転ずれば、聖書にある女性差別と受け取れる箇所を引き合いに、差別が容認されてきた歴史が。今こそ考えてみよう。女性は、いや女性だけが「わきまえる」べきなのだろうか。

2021年05月号

アメリカ大統領選に見た"福音派"と日本の"福音派"

福音派--近年このことばが大統領選に絡んで頻繁に日本のメディアで報じられた。「トランプ氏を支持するキリスト教右派」という枕詞が、そのイメージを固定したのではないか。 しかし、そのことばの捉え方は国によっても、もちろん個人によっても違う。アメリカ大統領選では何が焦点となったのかを整理し、日本の福音派との違い、また「福音派」の課題や、あるべき姿を考える。

2021年04月号

永遠のいのちを生きる

 「死んだら天国に行くことができる」。それは時として生きる支えになる。でも、それだけだろうか?確かにキリストは、ご自分の救いを受け入れる者に「来たるべき世で、永遠のいのちを受けます」(ルカ18・30)と語った。しかしこうも言っている。「永遠のいのちを持ち、…死からいのちに移っています」(ヨハネ5・24)と。そう、永遠のいのち、その喜びは、今もう始まっているのだ! 

2021年03月号

あれから10 年 コロナ禍で振り返る3.11

 未曾有の大災害、東日本大震災から十年が経った。今なお、復興が進まぬ地域もあり、原発の問題は解決されぬまま、再稼働の動きもある。3.11は何を明らかにし、私たちはそこから何を学んだのだろう。そして今また、コロナ禍という困難な時代を生きる私たちに、何を語りかけているのだろう。現地の「今」に耳を傾けるとともに、私たちが進むべき道を探りたい。

あの被災者は今 としまや月浜の湯・渡辺十九夜〔3〕、被災者と共に生きる ラーメン楓・熊田真介〔6〕、流浪の民となったあの日から10 年 佐藤将司〔8〕、問われる復興と支援のあり方 岩村義雄〔11〕、今日からできる個人・教会の災害支援〔13〕、脱原発問題に取り組む 金本友孝〔14〕、震災関連書籍〔17〕、慰めに満ちた神の民として 佐々木真輝〔18〕