2020年12月号
みんなで集まれなくても、聖歌隊賛美を聴けなくても、友の顔がマスクで半分しか見えなくても、今年も、クリスマスを祝おう!
現状を見る限り、コロナ禍はまだまだ当分続きそう…。ということは、今年のクリスマスは、いつものようにはお祝いできないってこと!? イブ礼拝もオンライン、コンサートは中止、祝会はご馳走なしで、となってしまうのかも…。しかしそれでも、今年もクリスマスを祝おう! 何ものにも奪われない、真の自由がもたらされた喜びが、そこにはあるのだから。
降誕 徳永 大〔4〕、礼拝に行けなかったクリスマス 徳永 大〔6〕、いつもとは違うクリスマスの過ごし方 羊毛フェルトで祝う 泉谷千賀子/リースで祝う 大谷明子/クリスマスグッズ紹介〔10〕、戦火の中のクリスマス〔16〕、光は闇の中に輝いて マルティン・ニーメラーより〔19〕
ゴスペルフォークシンガー 神山みさ
二十年前 踏み出した一歩が神のすばらしさを伝える歌い手へと ゴスペルフォークシンガー神山みさ。ファーストフード大手・モスバーガー主催のクリスマスソングコンテストでグランプリを受賞したことをきっかけに、2000年にシンガーとして活動を開始し、今年20周年を迎えた。チャンスをつかんだ少女が一躍業界トップに、といったわかりやすいサクセスストーリーも時にあるが、神山さんの場合、挫折や葛藤も少なくなかったという。そんな彼女の20年に、神はどのように伴走されたのか。これは、一人のシンガーが迷いながらも祈り尋ねつつ、神と共に歩んだストーリーである。
公益財団法人近江兄弟社嘱託研究員/株式会社一粒社ヴォーリズ建築事務所非常勤顧問 芹野与幸
クリスチャンホームで育ち、信仰について真剣に考えていなかった。しかし、ある映画を通して、神のまなざしが自分にも向けられていると感じる。大学時代の恩師、またその恩師を通して知ったメレル・ヴォーリズなど歴史上の信仰先達たちの足跡を知る。やがて、彼らが現した神の栄光を自らが語るようになっていく。
- 22焚き火相談室大頭眞一
- 25最終回 方言聖句 土佐篇柿谷 悟
- 26最終回 ルカが語る福音の物語 山﨑ランサム和彦
- 28話題の情報本誌リニューアルのお知らせ
- 29最終回 私の一冊ー名著に見る信仰横山幹雄
- 34最終回 マンガ そろもんの花 青山むぎ
- 41最終回 今は幸せ、保護犬メイちゃん 横山早紀子
- 46最終回 ブラジリアの空の下で 浜田献・陽子
- 47最終回 マンガ 教えて! 基礎神学 金柱赫
- 50最終回 幸せを数える整理術 井田典子
- 58文芸 旅人の詩/短歌/俳句
- 62クロスワード
- 64もぎたてぶどう倶楽部 お便り・BOOK
- 67ブルーリボン・レポート
- 68最終回 今月のみことば一句 銘形秀則
- 70編集後記
- 72愛のプリズム伝道
- 01誌上ヒトリコテンホンダマモル
- ホンダマモル:1973年、埼玉県生まれ。画家。原市場聖書教会員。展示会「ヒトリコテン」を開催し作品を発表。デザイナーとしてさまざまなメディアにアートワークを提供。https://www.blackfrogs.net
今月の表紙
リースと聞けばクリスマスリースを思い浮かべる。でもその発祥は、古代ローマの風習にあるのだそう。長い歴史の中で、クリスチャンはさまざまな風習や文化を取り入れながら、クリスマスをお祝いしてきた。その創意工夫の精神を、コロナ禍にある今こそ、見習いたい。