2022年1月号
特集
感じてますか、聖書の世界
現代人の多くは五感が鈍っていると聞く。 原因の一つとされているのが情報過多。 スマホ一つでいつでも情報を得ることができ、脳はその処理に追われ、 知らないうちに五感を鈍化にさせているとか。 また、今はコロナで季節を感じる外出も制限され、マスクで香りが嗅げず、 人との接触は減り、皆での食事もできない。 感覚が失われている現代だからこそ、聖書を身体全体で、五感で味わってみませんか。
旬人彩人
たった一人のいのちでも救いたい
一般社団法人「小さないのちのドア」施設長
西尾和子さん
二〇一八年九月一日、この呼びかけで始まった一般社団法人「小さないのちのドア」(神戸市北区)。思いがけない妊娠や出産で悩む女性たちのための、二十四時間三百六十五日相談、受け入れ、サポートを行って三年間で相談件数は約二万二千人にのぼる。
代表でマナ助産院院長でもある永原郁子さんと、小さないのちのドア施設長を務める保健師の西尾和子さんを中心に、現在計十人のスタッフとボランティア、助産師、弁護士、医師らと連携して支援を行っている。
あしあと
大いなるものに見守られて
児童文学作家、ライター
日本基督教団河内長野教会会員
大谷 美和子
真理を知りたいと願った幼少期。ずっと「大いなる存在」への思いをもち続けた文学少女はやがて、児童文学作家の道へ。家族に起こるさまざまな出来事に翻弄されながらも、時に与えられたことば。そして神にゆだねたときに与えられた大いなる恵み。
連載
- 25新連載 方言聖句 広島篇堀川 寛
- 26新連載 今日も新しい私に袖を通す 豊田かな
- 28新連載 ぼくを忘れていくきみと吉田普悟
- 30焚き火相談室大頭眞一・松本雅弘
- 33新連載 かたわらに、君がみなみななみ
- 38新連載 英国からの紅茶便り 山形フットマン
- 40新連載 聖書とほほ人物伝 永田信昭&しろつあすか
- 42もっと! 喫茶ホーリー かめおかあきこ
- 44新連載 明日への深呼吸 フォト散歩編 関根一夫
- 47この町この教会JECA 久居聖書教会
- 50聖書1/66巻あらまし ヘブル人への手紙 中台孝雄
- 60新連載 ヨハネの福音書365の黙想と祈り篠原 明
- 65ブルーリボン・レポート
- 66文芸 旅人の詩/短歌/俳句
- 70クロスワード
- 72もぎたてぶどう倶楽部 お便り・BOOK
- 76定期購読・本誌の表記のご案内
- 78編集室便り
- 80愛のプリズム伝道
- 01誌上ヒトリコテンホンダマモル
- ホンダマモル:1973年、埼玉県生まれ。画家。原市場聖書教会員。展示会「ヒトリコテン」を開催し作品を発表。デザイナーとしてさまざまなメディアにアートワークを提供。https://www.blackfrogs.net
今月の表紙
開くたび3D映像が流れ、音や匂いも感じられる聖書があったら、内容をより深く理解できるだろうか? いや、そんなのなくても、私たちにはどんなAIも追いつけない高性能の感覚が与えられている。さあ、全身の感覚を総動員して、聖書の語りかけを受け取ろう。