2021年04月号
特集
永遠のいのちを生きる
「死んだら天国に行くことができる」。それは時として生きる支えになる。でも、それだけだろうか?確かにキリストは、ご自分の救いを受け入れる者に「来たるべき世で、永遠のいのちを受けます」(ルカ18・30)と語った。しかしこうも言っている。「永遠のいのちを持ち、…死からいのちに移っています」(ヨハネ5・24)と。そう、永遠のいのち、その喜びは、今もう始まっているのだ!
旬人彩人
葬儀社ライフワークス社長 野田和弘
「どんな人にも等しくいつかは訪れる肉体の死。そのことをしっかり意識しつつ、神様に与えられている賜物と環境を生かして、全力で〝今〟を生きることの大切さを伝えていきたい」四月で十五周年を迎える株式会社創世ライフワークス社代表取締役の野田和裕さんにコロナ禍における葬儀の変化、そして十五年変わらぬ思いを聞いた。
あしあと
単立・ふじみ野キリスト教会牧師 矢島明子
幼い頃から意識はしていた目に見えない大いなる存在。やがて、自分では変えられない内面の醜さに苦しむようになった。学生時代に出合った賛美と聖書のことば。そのことばは、やがて矢島さんに居場所を与え、使命を与えた。
連載
- 22科学で探る“神の業”柳沢正史
- 24ほんとの私を抱きしめる 豊田かな
- 26焚き火相談室大頭眞一
- 29方言聖句 福島篇齋藤 篤
- 30眠る前のホッと一息 ベッドタイムストーリー小松原宏子
- 38ハネダくんの疑問 羽田 探&みなみななみ
- 40明日への深呼吸 関根一夫
- 42もっと! 喫茶ホーリー かめおかあきこ
- 44海外の日本人教会レポート ニュージャージー日本語キリスト教会
- 47この町この教会ホーリネス 川越のぞみ教会
- 50聖書1/66巻あらまし ローマ 吉田 隆
- 60聖書日課 弱さと闇を照らす光 中村穣
- 66文芸 旅人の詩/短歌/俳句
- 70クロスワード
- 72もぎたてぶどう倶楽部 お便り・BOOK
- 76定期購読・本誌の表記のご案内
- 78編集室便り
- 80愛のプリズム伝道
- 01誌上ヒトリコテンホンダマモル
- ホンダマモル:1973年、埼玉県生まれ。画家。原市場聖書教会員。展示会「ヒトリコテン」を開催し作品を発表。デザイナーとしてさまざまなメディアにアートワークを提供。https://www.blackfrogs.net
今月の表紙
永遠のいのちは、今、この足元から既に始まっている。写真は、それを表現したいと思って選んだ。どこまでも続く、果ての見えない道。もし、一人で行くのだったら、きっとリタイアしたい時がくるだろう。でも私たちには、決して一人にはしないという神の約束がある。