特集
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イースター特集 いのちが輝く聖書の死生観
「死」の先には何がある? いつかは死ぬと定められている人間にとって「生」の意味とはなんだろう? 人は誰もが自分の「死生観」に沿って生きている。そして恐れから「死」を避けたり、逆に苦難から逃れる道と捉え、時に自死を選んだりも。では人は、「死」の前におびえるか、解放を求めて命を投げ出すしかできないのだろうか? 聖書はその解決があると語る。しかもそれは死後だけではなく、今を生きるいのちを輝かせるもの。聖書の語る「いのちが輝く死生観」を考える。
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特集 環境破壊とキリスト教 神が愛するこの世界に生きる者として
神が創造された時、「非常に良かった」世界。 それが今、人間による環境破壊でひどく痛んでいる。 国際社会も危機感をつのらせ、2021年、 COP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)で、 地球温暖化の元凶とされる石炭火力発電の「段階的削減」が 話し合われるなど、議論が重ねられている。 神が愛してやまないこの世界と人類を守るために、 今私たちがすべきこととは。
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人の「成功」≠神の「祝福」
与えられた人生でいかに仕事や経済、人間関係で成功を収めるか。街の書店の棚には、そんな成功をつかむためのハウツー本がずらりと並んでいる。それは“成功”が現代人にとっての最重要課題だからだろう。ただその一方、“成功”を積み重ねても満たされない心を抱え、さらなる追求に突き動かされている人も多いような…。キリスト教会でも、ともすると信徒数や献金額、奉仕の達成度合いによって、神の祝福を計りそうになる誘惑がいつも身近にある。聖書が語る本当の“成功”、祝福とは何なのか、改めて考えてみよう。
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感じてますか、聖書の世界
現代人の多くは五感が鈍っていると聞く。 原因の一つとされているのが情報過多。 スマホ一つでいつでも情報を得ることができ、脳はその処理に追われ、 知らないうちに五感を鈍化にさせているとか。 また、今はコロナで季節を感じる外出も制限され、マスクで香りが嗅げず、 人との接触は減り、皆での食事もできない。 感覚が失われている現代だからこそ、聖書を身体全体で、五感で味わってみませんか。
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特集 クリスマス 神はなぜ人として生まれたのか
イエス・キリストの降誕を祝う日、クリスマス。聖書には「キリストは、神の御姿であられるのに、神としてのあり方を捨てられないとは考えず、ご自分を空しくして、しもべの姿をとり、人間と同じようになられました」(ピリピ2・6)とある。イエスはなぜ、人となられたのだろうか。なぜ人とならねばならなかったのだろうか。その意味を改めて考えてみよう。