2025年01月号
「賜物」再考、「賜物」サイコー!
教会でよく耳にする「賜物」ということば。「音楽の賜物」「教える賜物」というように、その人の才能や能力を指して使われることが多いように見受ける。そして時には「賜物を生かしなさい」と強いられたり、「自分に賜物はない」と劣等感を感じたり…。しかしその「賜物」理解、本当にそれで十分?聖書は他にも「賜物」についていろいろと語っているような…。新年にあたり、目標を立てている人もいるだろう。その前にちょっと立ち止まり、神の「賜物」とは何か再確認してみませんか? そして今年遣わされる場にそれを携え、自分らしく生きるためのヒントにしよう。 それぞれ罪を赦していただくために、 悔い改めて、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。 そうすれば、賜物として聖霊を受けます。 (使徒2:38) 罪の報酬は死です。 しかし神の賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。 (ローマ6:23) …御霊は、みこころのままに、一人ひとりそれぞれに 賜物を分け与えてくださるのです。 (Ⅰコリント12:11) それぞれが賜物を受けているのですから、 神の様々な恵みの良い管理者として、その賜物を用いて 互いに仕え合いなさい。 (Ⅰペテロ4:10)
語らずにはいられない! この喜び こんな僕を愛してくれてありがとう
福音落語家
桂三段さん
「落語でみんなに笑ってほしい。楽しんでほしい。そして何より福音を知ってほしい」。桂三段さんは、福音落語、つまり誰もが楽しめる聖書・クリスチャンを題材にした落語を創作し、北海道を中心に全国で活躍する落語家だ。なぜ落語家を志すことになったのか、落語を通して何を伝えたいのか、思いを聞いた。
さまざまな国・人との出会いの中で 与えられた使命 (前編)
エッセイスト
日本基督教団霊南坂教会会員
木村 恵子
キリスト教との出合いは幼稚園の時。楽しさや温かさを感じながら育まれたその信仰。世界をめぐる中での出会い一つ一つを通して与えられた使命。そして今も神と共に歩む。
- 24新連載 マンガわたしのための、確かな土台長谷部愛美
- 32愛のプリズム伝道
- 33新連載 おかしなお菓子屋さん乾 幸子
- 38新連載 ロンドンの窓辺から〜聖書の息吹と女性たち〜 山形優子フットマン
- 40新連載 海の見えるブックカフェより 大竹海二
- 42もっと! 喫茶ホーリー かめおかあきこ
- 44新連載 神を知り自分を知る旅路に 中村佐知
- 46新連載 信仰と思考 〜自分らしさとの出会い2〜豊田信行
- 48墓めぐり人めぐりウォーキングライターK
- 53クリスチャン生活手引帖編集部
- 54新連載 クリスチャンのための言語学教室岩本遠億
- 56聖書1/66巻あらまし イザヤ油井義昭
- 60新連載 365日ディボーション 神様から信仰を始めるために中村 穣
- 69ブルーリボン・レポート
- 70文芸 旅人の詩/短歌/俳句
- 74クロスワード
- 76もぎたてぶどう倶楽部 お便り・BOOK
- 80定期購読・本誌の表記のご案内
- 82編集室便り
- 84リニューアルのお知らせ
- 01誌上ヒトリコテンホンダマモル
- ホンダマモル:1973年生まれ。埼玉県出身。2016年から画家として活動を開始。展示会「ヒトリコテン」を開催し、絵画作品を発表。手描きだからこそ生み出せる表現を大切に作品を制作している。
- 「もっと! 喫茶ホーリー」と「移住生活スケッチブック」は交互に連載します。
- 本誌掲載の価格表記は全て税込(10%)です。
新たな目標に意欲を燃やす新年。今年はスタート前に、まず自分の「賜物」の確認をしてみては? 安全な登山には装備品の点検が必須。目標の山に登る旅路も、自分に何が与えられているかを知っていれば、きっと安全で、豊かで、サイコーの歩みになるはず。
2025年 2月号 次号予告
特集 手渡しの福音 〜文書伝道の灯を消さないために〜
ふらっと寄った書店で、思いがけず人生を支える一冊に出合った…。以前、よく耳にしたこんな話も今は昔、近年、街の書店は減少の一途をたどり、今や20年前の半分以下。キリスト教書店も店舗数を減らし続けている。背景には活字離れ、インターネットの普及、人口減少等々あるものの、リアル店や紙の本、福音を〝手渡し〟で伝える手段は本当にもう必要ないのだろうか? 街の書店が完全に姿を消す前に、今一度「文書伝道」の意義を共に考えてみませんか。