旬人彩人
整体師 米川望
人体は神様の最高のデザイン。備えられた治癒力に仕えて 整体とは文字通り、体を整えること。その一つにカイロプラクティックがある。神経の働きを整えることで、体の自然治癒力を引き出すというものだ。神様に懐疑的だった時代を経て、不思議な導きで教会に戻り、信仰を取り戻す中で、カイロと出会った米川望さん。学びを深め、施術をするごとに、神様が創造した人体のしくみの完璧さ、完全なデザインに驚いた。そして今、つらさ痛みを抱える人々に、施術を通して神様からの恵みを伝えている。
シロアムの園代表 公文和子
神様が与えてくれた隣人 ケニアで、存在意義や人権を認めてもらえずにいる障がい児とその家族をケアする施設「シロアムの園」を立ち上げた公文和子さんに、天職に巡り会うまでのうよ曲折と、大きな過ちと、そこに注がれたもっと大きな恵みについて聞いた。
音楽伝道者 久米小百合
“異邦人”を生きたあの頃、そして今、これから… 1979年に発売され、シングルレコード売り上げ140万枚を記録した「異邦人」。作詞作曲者の「久保田早紀」は、その後クリスチャンとなり、本名の久米小百合として音楽伝道の働きをしている。そんな彼女が今年2月、自伝を出版した。悩み、戸惑いながらも歩む半生には、いつも音楽と不思議な導きがあった。
ウィルライフ(株)社長 増田進弘
環境に優しい段ボール棺で注目 いま日本の年間死亡者数は約百四十万人。二〇二五年には百六十万人になると推計され、「多死社会」に突入したと言われる。そうした中で、葬儀の在り方も、無宗教型が増えるなど、変革の波がやってきている。増田進(ゆき)弘(ひろ)さんが提供する、トライウォール(強化段ボール)の棺(ひつぎ)もそんな時代を象徴する商品の一つだ。
筋ジストロフィーと生きる 黒田良孝
障害者も健常者も自分らしく生きる社会へ 大泉洋主演で公開中の映画「こんな夜更けにバナナかよ」は、実在の筋ジストロフィー(筋ジス)患者の人生ストーリーを元に作られた話題作。人間くさい主人公が描かれている。映画主人公と同じく筋ジス患者である黒田良孝さん。障害者を殺害する、あってはならない事件も起こってしまった現代に「壁をなくすには、まず知り合うこと」と、車椅子で各地へ出向き、講演活動などを行っている。