あしあと
伝え続けた若い日に知ってほしいこと
同盟福音基督教会協力牧師
鴨下 彌
空襲が度々あるような戦争の最中に生まれた少年。そんな中でも母が読んでくれた童話をきっかけに本好きとなった。やがて本と宣教師の熱意を通して信仰を与えられた青年は、若い方々への宣教へと導かれていった。
神から頂いた恵みと仕事 異文化交流と福音継承のために
翻訳家
常盤台バプテスト教会会員
宮林 千恵子
終戦五年前に生まれ、戦後の復興期に育った。異文化への強い憧れをもち、〝キリスト教〟は常にそばにあったものの、自分の信仰とすることはなかった。就職、結婚、長男の嫁としての務め、その先に子どもを通して導かれた憩いの場。そして与えられた自らの使命。
放浪の先に出合った神の器としての生き方
スイス日本語福音キリスト教会/スイスブルーリボンの祈り会代表、リトグラフアーティスト
松林 幸二郎さん
生きる意味がわからず、世界放浪の旅に出た青年は、英国で運命的な出会いを果たす。生涯の伴侶、そして自己を神の器としてささげるというキリスト者としての生き方。やがてスイスの地で、心身に重い障がいをもつ方々の施設で働く中で、アーティストとしての素質を見いだされ、アート・セラピストとなった。
いかなるときにも共にいてくださる方と共に
詩人
日本基督教団八代教会会員
本嶋 美代子
自然を感じつつ、読書や学びを好んでいた子ども時代、新しく生きる恵みを頂いた高校時代。夢に見ていた教師生活の実現、そして出遭った患難の時、主はいつも共にいてくださった。
生まれる前から、そして白髪になっても
元・大阪キリスト教短期大学学長
日本メノナイトブレザレン教団石橋キリスト教会会員
柏木 道子
第二次世界大戦中に生まれ、七歳まで家族ばらばらの疎開生活。やがて家族そろっての生活に戻るも、敗戦の影響で価値観が混乱した時代で青年期を過ごし、生きる意味と目的がわからずにいた。やがて教会に導かれ、自分の理解を超える神秘的なことばに出合った。