百万人の福音 聖書に学ぶ生き方マガジン

あしあと

2021年01月号

日本基督教団鹿島教会会員/鹿嶋市国際交流協会理事 春日幸子

 二歳で父を亡くし、母の女手一つで育てられた春日さん。同級生の家で開かれていたキリスト教の家庭集会が人生を変えた。導きを感じた受験、そして受洗と結婚。幸せな生活を送るさなか、夫は余命宣告を受けた。夫を天に送り、春日さんは涙ではなく、笑顔で生きる道を選択。そこには家族の愛、信仰の師のことば、そして聖書のことばの支えがあった。

2020年12月号

公益財団法人近江兄弟社嘱託研究員/株式会社一粒社ヴォーリズ建築事務所非常勤顧問 芹野与幸

クリスチャンホームで育ち、信仰について真剣に考えていなかった。しかし、ある映画を通して、神のまなざしが自分にも向けられていると感じる。大学時代の恩師、またその恩師を通して知ったメレル・ヴォーリズなど歴史上の信仰先達たちの足跡を知る。やがて、彼らが現した神の栄光を自らが語るようになっていく。

2020年11月号

在韓日本人教会主任牧師 金 興奎(キム・フンギュ)

志望校ではない大学でなじめずに酒に明け暮れ、遊びほうける日々。そんな時に突然言われたことばで衝撃を受け、神のもとへ立ち返った。やがて与えられた日本人宣教への思い。閉ざされているかに見えた扉は、諦めずに祈り求めた結果……。

2020年10月号

講演家 作家・三浦綾子初代秘書 宮嶋裕子

貧しさゆえ、つらく悲しく、「死にたい」と口にした中学時代。中国から、乳飲み子を抱え、必死の思いで引き揚げてきた母はそのことばで教会への道を開いてくれた。時を経て、クリスチャン作家三浦綾子さん、夫の光世さんに秘書として仕えた。病を経験し、人生を振り返り、気づかされた、無駄のない神の備えの日々。

2020年09月号

JECA前橋キリスト教会員 荒井栄子(2)

夫の家庭内暴力に遭い、その苦しみから解放された後も経済的困難が続いた。しかし、聖書に支えられ、うめくように祈った。すると不思議に与えられた、さまざまな助け手によって、苦難を乗り越えることができた。(8月号より続く)