特集
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今日も、聖書びより
一般的な聖書のイメージとは?堅苦しい経典、歴史書、未来の予言書、はたまた自己啓発本と考える方もおられるでしょうか。「聖書があなたに関係がある」、「聖書を生活に生かそう」と言われても、何だか取っつきづらく、どこからどう読んでいいかわからない人が多いかもしれません。「聖書に生かされている生活」とはどういうものなのか、一年の始まりに、ご一緒に考えてみませんか。
聖書を日常とする! 岡村直樹〔4〕、そもそも聖書って何が書いてあるの?〔8〕、聖書に生きる証し/「聖書に生きた人 堀江修さん」、「聖句を暗唱する恵み」井垣瑞恵、「みことばをいつも持ち歩く」本田路津子〔10〕、みんなで“聖書に生きる” 若者、教会篇〔16〕、聖書に生きる応援ツール〔18〕
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みんなで集まれなくても、聖歌隊賛美を聴けなくても、友の顔がマスクで半分しか見えなくても、今年も、クリスマスを祝おう!
現状を見る限り、コロナ禍はまだまだ当分続きそう…。ということは、今年のクリスマスは、いつものようにはお祝いできないってこと!? イブ礼拝もオンライン、コンサートは中止、祝会はご馳走なしで、となってしまうのかも…。しかしそれでも、今年もクリスマスを祝おう! 何ものにも奪われない、真の自由がもたらされた喜びが、そこにはあるのだから。
降誕 徳永 大〔4〕、礼拝に行けなかったクリスマス 徳永 大〔6〕、いつもとは違うクリスマスの過ごし方 羊毛フェルトで祝う 泉谷千賀子/リースで祝う 大谷明子/クリスマスグッズ紹介〔10〕、戦火の中のクリスマス〔16〕、光は闇の中に輝いて マルティン・ニーメラーより〔19〕
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天(うえ)を向いて歩こう
俳優、プロレスラーと、今年、若い著名人の自殺が相次いだ。難病患者の自死を、医師が幇助するショッキングな事件も。一般社会でもこのコロナ禍で、仕事を無くしたり、学業が続けられなくなったり、さまざまな理由で自死を考える人がいると聞く。ただでさえ自殺者の多い日本で、これらを放置すれば悲劇が増える懸念も。この波を止めることはできないか。自分と隣人の不調のサインに気づき、神が愛してやまない一人一人のいのちを守る手だてを考える。
気づいたらハマっていた不安の渦 みなみななみ〔4〕、自分を追い詰めてしまう前の心の対処方 碓井真史〔6〕、心の回復の証し 三つ撚りの糸/ 菅野基似、絶望から希望/ 向日かおり〔12〕、24 時間、いのちの電話を受け止める 藤村良彦〔16〕、キリストの受肉6それは神の愛 ホンダマモル〔18〕
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差別とキリスト教 0十字架を避ける生き方、十字架を背負う生き方0
今年5月、アメリカで警察官よる黒人暴行死事件が起きた。それをきっかけに始まった人種差別への抗議活動は全米に広がり、世界へと波及。かつてない規模での展開は今も続いている。キング牧師が人種平等と差別の終焉を呼びかけた名演説、「I have a dreem」(私には夢がある)から既に50年以上が経過したが、アメリカにおける人種差別はなぜなくならないのか? 日本人にとって、果たしてこれは対岸の火事なのか? 差別を生み出す心理と、日本にもある差別の実情に迫り、差別を正当化しないキリスト者としての在り方を考える。
黒人暴行死事件現地レポート 佐藤岩雄〔3〕、神の像をゆがめている時藤本 満〔6〕、世界の差別・日本の差別〔10〕、差別と生きた人たち〔12〕、日本の差別の現場から 柚之原寛史〔16〕、神の息を感じながら生きる金迅野〔18〕
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コロナ後、どう生きるか?
新型コロナウイルスの感染拡大は、世界・日本の「当たり前」を激変させ、さまざまな課題や問題点を浮き彫りにした。アフター・コロナ(コロナ後)を私たちはどう生きるべきなのか、識者とともに考える。
【対談】パンデミックの中で、神はどこにいるのか? フランシス・コリンズ博士&ティモシー・ケラー牧師〔3〕、「Life」の危うさをめぐる一考察 梅津光弘〔8〕、社会的に弱い立場のコミュニティーから 坂岡隆司〔11〕、過度な恐れからの脱却 今中和人〔14〕、コロナ関連本紹介〔16〕、コロナ後、新しく生きる 小平牧生〔18〕