特集
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“ありのまま”で愛されていると“そのまま”ではいられない
「あなたはありのままで愛されている」。 そんなことばを、最近よく耳にするようになった。それは多分、真実だろう。神は、そのひとり子を十字架にかけてまで救いたいという愛を、全ての人に注いでいるのだから。ただ、聖書は同時に、罪から救われた者は、聖なる者へと変えられていく、とも語っている。ありのままで愛されているのに、変わっていくことが期待されるとはいったいどういうことなのか? 共に考えてみたい。
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今年、あなたはどこに行きますか?
聖書は、ただ聖書を学ぶこと、自分自身が恵まれることを求めるのではなく、その先につながる行動をも促している。 今年、あなたが聖書の神を伝えたい人は誰ですか? 今年、神様があなたのそばに与えられた隣人は誰ですか? あなたは今年、どこに行き、誰に何を伝えますか? どんな行動を起こしますか? 小さなことでもいい。一人でもいい。 年の初め、主の促しに耳を傾けてみましょう。
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「私」につながる「クリスマス物語」
毎年、世界中でお祝いされるクリスマス。でもこの日を、ただ、聖書の神様の「誕生日」というだけで終わらせているなら、それはとんでもなくもったいない! 聖書は世界を神が創造し、人間の罪によって生じた歪みや傷みを回復させながら、終わりの日に、全く欠けのない完全なものに生まれ変わらせると語っている。クリスマスはこの壮大な神のご計画物語のハイライト! 誰もが、この物語に参加するよう招かれているのだ。 私たちの人生の物語が、クリスマス物語とつながる時、それは何にも代え難い喜びと感動、希望に満ちた、ネバーエンディングストーリーの幕開けとなる。
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この不幸は何の「因果」でしょうか?
「不幸の原因は先祖の因縁に理由がある」「教えに従わないと将来の祝福はない」そう不安をあおり、多額の献金を強要してきた某新興宗教。その信者の子どもが引き起こした大事件は、社会に衝撃を与えた。しかし、何か「不幸」が起こるとき、自分の行いや自分の関係するところに原因を探そうとする傾向は実は、誰にでもあるのではないだろうか。イエスは、生まれつきの盲人の目が見えないのは誰の罪の結果かと問われた時、「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません」と、はっきり因果関係を否定した。私たちが陥りやすい罠とその対処法について、聖書のことばから改めて考えてみよう。
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帰ってきたご当地特集 栃木キリスト教の旅
読者の皆様、「ご当地特集」が久しぶりに帰ってまいりました! 今回訪れたのは栃木県です。知る人ぞ知るキリスト教の歴史や遺跡、信仰が息づく学校や元気な教会、輝いているクリスチャン企業などなど、現地レポートと共にご紹介します。さあ、コロナ禍、どこにも行けなかった人たちも、栃木の地で今も昔も働きを続ける神に思いを馳せる、旅に出ましょう。