旬人彩人
翻訳家 中村佐知
イエスが隣にいるということ 二〇一六年三月。中村佐知さんの次女・美穂さん(当時二十一歳)は御国に召された。娘の早すぎる死は、中村さんに一生消えない痛みを残した。しかし、神との関係は以前にもまして親密になった。その過程をつづったブログを出版した中村さんに、理由をお聞きした。
タレント キコ・ウィルソン
子どもたちに元気を運ぶ“キコお姉さん”どんな時でも自分らしく 「賛美歌が流れる場所での撮影は初めてです」。場所は郊外のおしゃれなカフェ。英語の賛美に反応したキコ・ウィルソンさんは日本とアメリカのハーフ。モデルのほか、テレビ、ラジオの子ども番組では、「キコお姉さん」として親しまれるキコさんだが、二つのことば、文化の間に生まれたことが、コミュニケーションの大切さを教えてくれた、と語る。
童話作家 岩佐めぐみ
十五年越しで出版の童話 ドイツ児童文学賞を受賞 たいくつなキリンが、「地平線の向こうで最初に会った動物に渡してほしい」と、配達人に手紙を託す。受け取ったのはペンギンで、二人は手紙のやりとりを通し、まだ見ぬ相手の姿を想像するフカ。このユニークな童話『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』が二〇一八年、「高い文学性をもつ」としてドイツ唯一の国営文学賞「ドイツ児童文学賞」を受賞した。作者である岩佐めぐみさんは、二〇〇一年に日本で同書を出版(絵・高たかばたけ畠純、偕成社)。十七年を経ての快挙に、「神様のなさることは想像を超えている」と話す。
筑波大学教授/国際統合睡眠以下学研究機構長 柳沢正史
「イエスはすばらしい医者」と語る睡眠の世界的科学者 睡眠の世界的な研究拠点のリーダーとして、約百五十人のスタッフを束ねる柳沢正史さん。ノーベル医学賞候補の一人とも目される科学者であると同時に、「信仰と科学」を伝道集会で語るクリスチャンでもある。
「カフェ ブレスミー」経営 田島雅彦・かをる
コーヒーと緑の香りに癒やされる 住宅街の憩いのオアシス 東京・江戸川区。都営新宿線・瑞江駅の北口周辺は、近年の大規模な区画整理で家や道路が縦横に整然と並び、どこか人工的な雰囲気をかもしている。その一角に、突如現れる、木々に囲まれたロッジ風の喫茶店「カフェ ブレスミー」。店には、いれたてのコーヒーと憩いの香りが満ちていた。(お詫びと訂正)「百万人の福音9月号」で、お店の電話番号に誤りがありました。正しくは、03-3677-5223 です。関係者及び、誤記によってご迷惑をおかけした方には心よりお詫び申し上げます。