百万人の福音 聖書に学ぶ生き方マガジン

旬人彩人

2020年03月号

サッカーコーチ 川口竜太

「勝ち」よりも「価値」を! 茨城県筑西市にあるサッカースクール「シャローム」のコーチ、川口竜太さん。日本のサッカー人口は500万人弱。小学生男子の習い事ランキングでも常に上位。ハイレベルな指導、かつ「勝ち」よりも「価値」を大切にする異色の指導に込めた思いを聞いた。「神様、今から一時間半、仲間と楽しくサッカーできますように。イエス・キリストのお名前を通してお祈りします!」「アーメン!」と元気な子どもたちの声がグラウンドに響きわたった。サッカースクール「シャローム」は祈りから始まる。

2020年02月号

ロックバンド サルーキ=

神様からの愛で「愛と平和」を歌い人がイエス様と出会う手助けをしたい 日本の数少ないクリスチャンのロックバンド「サルーキ=」。一般の音楽オーデションをいくつも通り、メジャーな世界への道もあったが、「神か、金か」の岐路で、神に従うことを選ぶ。山あり、谷ありの二十年を歩み、いま年間百二十本のコンサートで、人をイエス様へとつなぐ。

2020年01月号

翻訳家 中村佐知

イエスが隣にいるということ 二〇一六年三月。中村佐知さんの次女・美穂さん(当時二十一歳)は御国に召された。娘の早すぎる死は、中村さんに一生消えない痛みを残した。しかし、神との関係は以前にもまして親密になった。その過程をつづったブログを出版した中村さんに、理由をお聞きした。

2019年12月号

タレント キコ・ウィルソン

子どもたちに元気を運ぶ“キコお姉さん”どんな時でも自分らしく 「賛美歌が流れる場所での撮影は初めてです」。場所は郊外のおしゃれなカフェ。英語の賛美に反応したキコ・ウィルソンさんは日本とアメリカのハーフ。モデルのほか、テレビ、ラジオの子ども番組では、「キコお姉さん」として親しまれるキコさんだが、二つのことば、文化の間に生まれたことが、コミュニケーションの大切さを教えてくれた、と語る。

2019年11月号

童話作家 岩佐めぐみ

十五年越しで出版の童話 ドイツ児童文学賞を受賞 たいくつなキリンが、「地平線の向こうで最初に会った動物に渡してほしい」と、配達人に手紙を託す。受け取ったのはペンギンで、二人は手紙のやりとりを通し、まだ見ぬ相手の姿を想像するフカ。このユニークな童話『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』が二〇一八年、「高い文学性をもつ」としてドイツ唯一の国営文学賞「ドイツ児童文学賞」を受賞した。作者である岩佐めぐみさんは、二〇〇一年に日本で同書を出版(絵・高たかばたけ畠純、偕成社)。十七年を経ての快挙に、「神様のなさることは想像を超えている」と話す。