百万人の福音 聖書に学ぶ生き方マガジン

旬人彩人

2023年01月号

癒やしの音色で賛美し神の愛を伝えたい

JIREH(ジャイラ)

五年前、大手レコード会社が自治体、公益財団法人などと共同し、世界を目指す新人アーティスト発掘のオーディションを神奈川県横須賀市で開催した。そのファイナリストに名を連ねたのが、当時まだ十四歳だったJIREHさん。優れたテクニックと豊かな表現力は高く評価され、同年、全国から参加者が集うウクレレコンテスト、十五歳以下の部門で最優秀賞を受賞。翌年にも一般の部門で最優秀賞を受賞し、アルバム「JOY! JIREH 〜ALL I NEED」を発表した。出合った時から心を捕らえられたというウクレレの魅力、奏者としての思いを聞いた。

2022年12月号

本を書き、訳し、読み聞かせ、貸し出して、 希望の種をまく

児童文学作家・翻訳家
小松原宏子さん

 物語には力がある。本を好きな人なら、理屈抜きで知っている事実だ。幼い頃から本に囲まれて育ち、現在、児童文学者、翻訳者、家庭文庫主宰者として活躍する小松原さんに、子どもと本の関係について伺った。

2022年11月号

私を賛美の器としてください 福音歌手三十周年を迎えて

福音歌手 森祐理

福音歌手の森祐理さんのコンサートは、多くの人が涙ぐむ。美しい歌声と旋律に乗せて、ことばが直接魂に響くようだと評した人もいる。誰もが内にかかえている心の傷跡に手を当てて、癒やしを祈るような歌声なのだ。福音歌手とは、歌うメッセンジャー。歌声を通して神の愛と希望を伝える人だ。

2022年10月号

教会を建て上げ、DVに苦しむ人々を救済

NPO法人 女性・人権支援センター ステップ理事長
栗原加代美さん

コロナ禍以降、DV(ドメスティック・バイオレンス)が急増している。警察へのDV相談件数は、昨年一年間で八万三千件に上り、過去最高となった。それに伴って被害者を保護するシェルターだけでなく、注目を集めているのが、加害者の更生プログラムだ。栗原加代美さんは、その活動の先駆者の一人として奮闘している。

2022年09月号

生きづらさもつ子どもたちを支援

株式会社愛真美(あゆみ)代表
山田慶子さん

 計算はできるが文字を書くのは難しい。話すのは上手だが聞くのは苦手で一方的に話してしまう。自分の気持ちをうまく整理できずに感情的になりやすい。授業中に席に座っていられない。たとえばそんな、できることとできないことのデコボコが大きくて生きづらさを感じている子どもたちを支援しようと、奈良県生駒市で事業所を運営しているのは山田慶子さん。子どもたちが自信を取り戻し、毎日を充実して暮らせるように、そして自立して生きていけるように、夫の耕三さんと二人三脚で専門的な働きかけを続けている。