2021年10月号
特集
気づかない“支配”からの解放
ニュースなどで時々見かける 著名人がカルトに熱を上げているという報道。 遠い世界のことかと思いきや、近年家族やママ友同士など 身近なコミュニティでも、言いなりに支配されて 幼児虐待や犯罪に加担するような事件が起こっている。 コロナ禍で自粛生活が長引くなか、孤独感を抱える人々を 会員制交流サイト(SNS)で勧誘するなど、 カルト教団の活性化が懸念されている。 大切な人を守るために、まずは知るところから始めよう。
旬人彩人
ただ一心に、神に喜ばれる世界の実現のために
認定NPO法人
茨城YMCA総主事
宮田康男さん
茨城YMCAでは、児童クラブ、放課後等デイサービス、中高生の野外活動、キャンプなど、包括的な子ども支援センター、また、大人の生涯学習の場、障害者就労支援の拠点となるべく「つくば市みどりのセンター」を計画中だ。神から頂いたビジョンに向かって奔走する宮田さんに話を伺った。
あしあと
篤志面接委員も保護司も牧師も担い手は黒子です
日本同盟基督教団支援教師
元篤志面接委員、保護司、北海道聖書学院学院長
東頭 戍
「関わった信徒、神学生、施設収容者、保護観察に付された人々、その人たちがそれぞれの道で成長し社会に仕えて生きることが願い」。牧師、神学校教育、篤志面接委員、保護司として生きた七十七年の「黒子」としての歩み。
連載
- 22科学で探る“神の業”柳沢正史
- 24ほんとの私を抱きしめる 豊田かな
- 26焚き火相談室大頭眞一
- 29方言聖句 福島篇齋藤 篤
- 30眠る前のホッと一息 ベッドタイムストーリー小松原宏子
- 38ハネダくんの疑問 羽田 探&みなみななみ
- 40明日への深呼吸 関根一夫
- 42もっと! 喫茶ホーリー かめおかあきこ
- 44海外の日本人教会レポート クアラルンプール日本語キリスト者集会
- 47この町この教会聖約キリスト 吉備聖約キリスト教会
- 50聖書1/66巻あらまし ピレモン 船橋 誠
- 60聖書日課 弱さと闇を照らす光 中村 穣
- 64話題の情報オペレーション・ブレッシング・ジャパン
- 65ブルーリボン・レポート
- 66文芸 旅人の詩/短歌/俳句
- 70クロスワード
- 72もぎたてぶどう倶楽部 お便り・BOOK
- 76定期購読・本誌の表記のご案内
- 78編集室便り
- 80愛のプリズム伝道
- 01誌上ヒトリコテンホンダマモル
- ホンダマモル:1973年、埼玉県生まれ。画家。原市場聖書教会員。展示会「ヒトリコテン」を開催し作品を発表。デザイナーとしてさまざまなメディアにアートワークを提供。https://www.blackfrogs.net
今月の表紙
「豚に真珠」「目からうろこ」などと同様、「羊の皮を被った狼」も聖書由来のことばの1つ。牛や豚に比べて羊の牧畜が盛んではなく、狼も既に絶滅してしまった日本で、このことばが親しまれているのはある意味、不思議。普遍的な真理がそこにあるからなのだろう。