あしあと
2021年03月号
声楽家(バリトン) ピアニスト 時田 直也
「目が見えないことは不便ですが、不幸ではありません」。そう語りながら、子どもから大人に至るまで、ユーモアを交え、全国で希望を奏で続けている全盲の声楽家・ピアニスト、時田直也さん。その原点には父のことば、そして聖書のことばがあった。
2021年02月号
日本基督教団松山栄光教会会員・元薬剤師 大塚 扶美(おおつか・ふみ)
キリスト教にのめり込んでいる姉を救うため、知るためだけに読み始めた聖書。しかしそのことばに心をとらえられ、教会へと導かれた。しかし、夫の猛烈な反対に遭い、そんな夫を赦せない日々。そんな大塚さんに、再び聖書が語りかけてきた。
2021年01月号
日本基督教団鹿島教会会員/鹿嶋市国際交流協会理事 春日幸子
二歳で父を亡くし、母の女手一つで育てられた春日さん。同級生の家で開かれていたキリスト教の家庭集会が人生を変えた。導きを感じた受験、そして受洗と結婚。幸せな生活を送るさなか、夫は余命宣告を受けた。夫を天に送り、春日さんは涙ではなく、笑顔で生きる道を選択。そこには家族の愛、信仰の師のことば、そして聖書のことばの支えがあった。
2020年12月号
公益財団法人近江兄弟社嘱託研究員/株式会社一粒社ヴォーリズ建築事務所非常勤顧問 芹野与幸
クリスチャンホームで育ち、信仰について真剣に考えていなかった。しかし、ある映画を通して、神のまなざしが自分にも向けられていると感じる。大学時代の恩師、またその恩師を通して知ったメレル・ヴォーリズなど歴史上の信仰先達たちの足跡を知る。やがて、彼らが現した神の栄光を自らが語るようになっていく。
2020年11月号
在韓日本人教会主任牧師 金 興奎(キム・フンギュ)
志望校ではない大学でなじめずに酒に明け暮れ、遊びほうける日々。そんな時に突然言われたことばで衝撃を受け、神のもとへ立ち返った。やがて与えられた日本人宣教への思い。閉ざされているかに見えた扉は、諦めずに祈り求めた結果……。