バックナンバー
2024年09月号
富弘さんが遺したもの
四月二十八日、詩画作家の星野富弘さんが七十八年の地上の生涯を終え、天に召された。大学卒業後、中学校の教諭となり、クラブ活動の指導中に頸髄を損傷。手足の自由を失った。失意の中で知った、自らを愛し、生かす神。神の創造された草花、そして与えられたことばを描き続けた。富弘さんが生涯をかけて大切にしたものとは何だったのだろうか。
IT社長 田んぼに分け入る
株式会社AVAD 代表取締役
谷山詩温さん
人里離れた一軒家を紹介するテレビ番組のワンシーンさながらの細い道を抜けると、青々とした水田が広がり、古民家がぽつんと立っていた。田んぼに分け入って雑草を抜いているのはIT会社を経営する谷山詩温さん。
しかしIT社長が汗をかき、泥だらけになりながら農作業をするのはなぜ?
イエス・キリストに導かれ 六十年を超える牧師生活 (前編)
日本長老教会さがみのキリスト教会協力牧師
中村 寿夫
神奈川県川崎市を皮切りに、横浜市、香川県まんのう町で開拓伝道に取り組んできた牧師としての歩み。神を信じる人たちに吸い寄せられるような伝道活動だった。
- 22神様、これってどうなんですか?みなみななみ&結城絵美子
- 26信仰と感情 〜自分らしさとの出会い〜豊田信行
- 28聖書1/66巻あらまし 詩篇柏木貴志
- 32クリスチャン生活手引帖編集部
- 33風色ねこ便り宮脇栄子&Seiji Miyawaki
- 38年を取るレッスン 結城いづみ
- 39マンガ教えて! 組織神学
- リチャード・ブラッシュ&ブラッシュ木綿子、向日蒔人
- 42もっと! 喫茶ホーリー かめおかあきこ
- 46墓めぐり人めぐりウォーキングライターK
- 47この町この教会福音自由 戸田福音自由教会
- 50ヘブライ語で考える聖書の世界手島勲矢
- 58365日ディボーション 苦しみの向こうに光あり佐藤 彰
- 64新刊 ちょっとさわり読み『聖書と戦争』
- 65ブルーリボン・レポート
- 66文芸 旅人の詩/短歌/俳句
- 70クロスワード
- 72もぎたてぶどう倶楽部 お便り・BOOK
- 76定期購読・本誌の表記のご案内
- 78編集室便り
- 80愛のプリズム伝道
- 01誌上ヒトリコテンホンダマモル
- ホンダマモル:1973年生まれ。埼玉県出身。2016年から画家として活動を開始。展示会「ヒトリコテン」を開催し、絵画作品を発表。手描きだからこそ生み出せる表現を大切に作品を制作している。
- 「もっと! 喫茶ホーリー」と「移住生活スケッチブック」は交互に連載します。
- 本誌掲載の価格表記は全て税込(10%)です。
写真は約12年前、群馬にある星野富弘さんの自宅近くで撮影。口元で操作できるこの電動車椅子で、星野さんはいつも散歩を楽しんでいた。四季折々に表情を変える山里は、神の創造のわざの宝庫。そんな自然との対話から、星野作品は生み出されていった。
2024年 10月号 次号予告
特集 キリストの弟子となり、弟子とすること
「行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい」(マタイ28:18)。イエスの語ったこの大宣教命令によって、キリスト者は伝道の使命が自分に与えられていると自覚し、さまざまな方法で福音伝道に務めている。創造主である神、十字架による罪の贖い、永遠のいのち、再臨等々…。と、確かにそれはそれで大事だけど、聖書の教えを伝える=「弟子とする」? キリストの弟子となり、弟子とすることについて、改めて確認したい。