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2019年06月号
特集
神のことばと聖書翻訳
一昨年、『聖書 新改訳』の改訂版、『聖書 新改訳2017』が出版された。今回の全面改訂は実に四十七年ぶりのこと。使用単語だけでなく、日本語としての表現自体も見直され、中には、改訂前と比べて大きく印象が変わった箇所もあるという。変わらない神のことばを伝えるため、時代ごとにバージョンアップしてきた聖書のことばたち。最新版と旧訳の比較も交え、奥深い聖書翻訳の世界をのぞいてみよう。
聖書翻訳の歴史in 日本〔4〕、こんなに変わった、「新改訳」新旧訳の比較〔6〕、「聖書 新改訳2017」の恵み 津村俊夫〔10〕、翻訳あるあるQ&A〔14〕、「聖書翻訳」の頃 徳永 大〔18〕、聖書ラインナップ〔21〕
旬人彩人
シロアムの園代表 公文和子
神様が与えてくれた隣人 ケニアで、存在意義や人権を認めてもらえずにいる障がい児とその家族をケアする施設「シロアムの園」を立ち上げた公文和子さんに、天職に巡り会うまでのうよ曲折と、大きな過ちと、そこに注がれたもっと大きな恵みについて聞いた。
あしあと
青梅東宣教キリスト教会員 佐藤史典
キリスト教との出合いは、白洋舎の創業者、五十嵐建治氏の放つ“キリスト教の風”だった。その後、学生時代に誘われた教会で手に入れた、生涯の友と信仰をしっかり握って、波乱万丈の人生を歩み続けた。
連載
- 29この町この教会アッセンブリー 川尻キリスト教会
- 32方言聖句 津軽篇鎌田 新
- 33 雨の日も晴れの日も 内田道代・芳賀真理子
- 36人生ー人として生まれ、人として生きる柏木哲夫
- 42マンガ そろもんの花 青山むぎ
- 49今は幸せ、保護犬メイちゃん 横山早紀子
- 54風音雨間(ぷねうま)編集部
- 55土と聖書で“生き直し” 木崎智之
- 57ルカが語る福音の物語 山﨑ランサム和彦
- 58話題の情報映画「僕はイエス様が嫌い」
- 59バオバブの大地から 清水担・いずみ
- 66文芸 旅人の詩/短歌/俳句
- 70クロスワード
- 72もぎたてぶどう倶楽部 お便り・BOOK
- 75ブルーリボン・レポート
- 76今月のみことば一句 銘形秀則
- 78編集室便り
- 80愛のプリズム伝道
- 01誌上ヒトリコテンホンダマモル
- ホンダマモル:1973年、埼玉県生まれ。画家。原市場聖書教会員。展示会「ヒトリコテン」を開催し作品を発表。デザイナーとしてさまざまなメディアにアートワークを提供。https://www.blackfrogs.net
今月の表紙
マカオで日本人漂流船員の助けを借り、現存する最古の日本語訳聖書を翻訳したK・ギュツラフ。1837年、アメリカ聖書協会宛ての手紙で、母語の違う者たちが協力して翻訳する働きを「愛の作業」と記した。神の愛を伝える愛の作業…。やはり聖書は愛の結晶。