百万人の福音 聖書に学ぶ生き方マガジン

バックナンバー

2024年05月号

特集

今日も、あなたの名を呼ぶ神 聖書と名前の深〜い関係

人生で、人は自分の名前を何度、耳にするのだろう? 名前は多くの場合、親が生まれた子に贈る初めてのプレゼント。 時代ごとにトレンドはあれど、子を思い、祈りつつ名づける親心に変わりはない。 さて、聖書の世界はというと、 日本人の感覚では驚いてしまうような意味の名や、改名する人がたくさん登場する。 しかしそこにも深い意味があるようで、名前が重視されているのは間違いない。 何より覚えたいのは、 神が私たち人間の名を親しく呼んでくださっているということ。 そう、神は今日もあなたの名前を呼んでくださっています。

旬人彩人

受け入れられ愛された経験を土台に 子どもたちの可能性と愛を地元へ、世界へ

ピアニスト、ゴスペル/英会話指導、バスケットボールコーチ
ジャン・ラッカーさん

プロフィール ●日本におけるゴスペル音楽のパイオニアとして著名なラニー・ラッカー氏の息子として生まれる。幼少期から音楽に恵まれた環境の中で育ち、ラニー氏はじめ家族と共にコンサート出演やクワイア指導、ピアニストを務める。保育園や幼稚園で幼児のためのゴスペル英会話を指導。学生時代に培ったバスケットボールの経験を生かし、子ども対象のバスケクラブチームでコーチとして指導もする。

あしあと

愛を求め、「味方」と言ってくださる方に出会って(前編)

絵本・童話作家
高原 典子

愛を追い求め、実感できずに苦しんだ幼少期。自分を責め、死を選ぼうとした時に祖母が示してくれた聖書に基づく愛。結婚、出産後に病を得、やがて教会へと導かれた高原さんだが、どうしても受け入れられない聖書の教えがあった。

連載
  • 22神様、これってどうなんですか?みなみななみ&結城絵美子
  • 26信仰と感情 〜自分らしさとの出会い〜豊田信行
  • 28聖書1/66巻あらまし エズラ記 喜多大樹
  • 32クリスチャン生活手引帖編集部
  • 33風色ねこ便り宮脇栄子&Seiji Miyawaki
  • 38年を取るレッスン 結城いづみ
  • 39マンガ教えて! 組織神学
  • リチャード・ブラッシュ&ブラッシュ木綿子、向日蒔人
  • 42もっと! 喫茶ホーリー かめおかあきこ
  • 44墓めぐり人めぐりウォーキングライターK
  • 45この町この教会千葉ネパール教会
  • 48ヘブライ語で考える聖書の世界手島勲矢
  • 58365日ディボーション 苦しみの向こうに光あり佐藤 彰
  • 65ブルーリボン・レポート
  • 66文芸 旅人の詩/短歌/俳句
  • 70クロスワード                   
  • 72もぎたてぶどう倶楽部  お便り・BOOK
  • 76定期購読・本誌の表記のご案内
  • 78編集室便り
  • 80愛のプリズム伝道
  • 01誌上ヒトリコテンホンダマモル
  • ホンダマモル:1973年、埼玉県生まれ。画家。原市場聖書教会員。展示会「ヒトリコテン」を開催し作品を発表。デザイナーとしてさまざまなメディアにアートワークを提供。https://www.blackfrogs.net
  • 「もっと! 喫茶ホーリー」と「移住生活スケッチブック」は交互に連載します。
  • 本誌掲載の価格表記は全て税込(10%)です。

「最期は本名で迎えたい」。49年の逃亡の末、そう言って警察に名乗り出、4日後死亡した指名手配犯の報道が1月にあった。自分の名で呼ばれることは、人にとって死に際に願うほど、重要ということの証明か? だから今日も、呼びかける神の声に気づきたい。

2024年 6月号 次号予告

特集 キリスト教と「グリーフ(悲嘆)ケア」

「グリーフ」とは深い悲しみのこと。そこから立ち直れるよう支援することを「グリーフケア」と呼ぶ。一般的に「死別」との関連で語られることが多いが、実は離別、失業、転居等々…、誰もが人生のさまざまな場面で生じる喪失をきっかけに体験し、ケアを必要としているという。隣人や自らのグリーフに気づき、適切なケアをするにはどうすればよいのか。避けて通れない「悲嘆」への聖書的理解とは何か、共に考えたい。